病院を受診したとき、自分の症状をうまく伝えられなく困ったという人は多いと思います。私も医者になる前は、診察してもらうときに体調が悪いことと、緊張のあまり、支離滅裂なことを言ってしまった覚えがあります。

医師のカルテのかきかたは

(主訴)  一番困っていること
(現病歴) いつから、どのような症状があるか
(既往歴) いままで病気をしたことがあるか、薬を飲んでいるか
(家族歴) 家族の方に、同じような病気、症状のある人はいるか

という順番で書いていきます。
そのためこの順番で話して頂くとうまく話が伝わると思います。

例えば、頭が痛くて病院を受診する場合

・ 頭が壊れるくらい痛いです。今までこんなに痛くなったことはありません。
・ 1時間前突然頭が痛くなり、だんだんひどくなってきています。
・ 3年前から、高血圧で薬を飲んでいます。
・ 親は脳卒中で亡くなりました。

と このようにどんな症状が、いつからあり、どうなっているか
今まで同じ症状はあったか
、と話していけばうまく話が伝わると思います