【五臓美が人生をクリエイトする】


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運器創りと
五臓(心・肝・肺・腎・脾)を調律し、
大地との神逢わせで
運氣上昇へ導く専門家。 



運器Labo 
五臓美容家・運器調律家の
高根澤由史子(たかねざわよしこ)です。
 
 
 
相変わらず暑い日が続いておりますが、
自然界では確実に秋に主役にバトンタッチ。
夜になると虫の音が聞こえています。 
(東京ではなく宇都宮の夜ですが)
 
 


 
秋といえば

栗といえば小布施
 

小布施といえば… 
 

モンブラン北斎
  


モンブランといえば… 
 
 
朱雀 




北斎といえば… あの天井画

八方睨み鳳凰図

 

2年前の夏の終わり、
この2つを堪能するため、小布施を訪れました。
  
 
 
朱雀はもちろん!
想像を裏切らない美味しさ。 
 
何より、升一客殿に宿泊しましたので、
並ばずに食べることができましたしウインク
 

 
岩松院の天井画…北斎最晩年の大作。
八方睨み鳳凰図。 
160年以上前の変わらぬ岩絵具の色彩と
89歳の北斎のエネルギーを感じながら… 

そもそも、私が観たいというより、
この時、もがき苦しんでいた最愛の人に
この天井画を、北斎の氣を、
浴びて欲しかったのです。 
 
 
 
私も相当じっくりと観ていたつもりですが、
彼は私の3倍も4倍もずーーーっと、
何かを感じながら魅入っていました。  
 
 
 
あの時、
何を感じていたのか、
何を視つめていたのか、 
  
   
 
今観たら
何を感じ、
何を思うのだろう。
 


改めて、あの時の心境とは180度違う今、
もう一度、
秋の小布施に一緒に行きたくなりました。 

  

 
と言っても私自身は北斎よりも、
あの時からずっと、
高井鴻山
興味が移ってしまったのですがおねがい




北斎を小布施に招いたのも、
小布施を文化の香り高い地に育んだのも、
この方なのですもの。 
 
 

北信州きっての豪商高井家(市村家)
の第12代当主であり、
北斎のパトロンが高井鴻山だったのです。  
 
 

鴻山は、日本の行く末を憂い、巨万の財力を惜しみなく使い幕末の変革に関わったり。。さらに飢饉の際には困窮者の救済も行い、慈善家としても社会に深く関わりました。と。
陽明学の教え 知行合一 の精神で「国利民福」の信条を貫いた人なのです。 

 
 

鴻山みたいな本当の粋なお金持ち… 
素敵すぎるなぁ、と。
こういう人は、今の日本にいるのかしら。。。 
 
 
 
小布施という地の居心地のよさも、
升一客殿のおもてなしも、
小布施堂の和菓子が美味しいのも、
モンブラン朱雀が美味しすぎるのも、
 
高井鴻山の氣が今もなお流れているからなのだと、
鴻山の子孫にしっかりと受け継がれているからなのだと。。。 
 
 
 
今度は秋の小布施を感・観・勘じたい。
 
北斎が愛でた小布施のまちを。