成功する開業候補地の選定 その5「建物条件」 | 医院開業成功のポイント|医院開業どっとこむ|医院開業 クリニック開業支援 医師開業物件

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今回も「成功する開業候補地の選定の8つのポイント」

についてお話ししていこうと思います。

■成功する開業候補地の選定の8つのポイント

①ロケーション
②立地条件
③診療圏(市場性)
④競合状況(競合医院)
⑤建物条件
⑥賃貸条件
⑦医療モール構成(他科目種)
⑧将来性(地域発展)

開業地は、上記の8項目についてしっかりとした調査と分析を元に検討する必要があります。

それが開業の成功のカギと言えます。

今回は5つ目の

⑤建物条件

についてお話ししていこうと思います。

⑤建物条件
開業候補地の建物条件とは次のような条件を意味しています。

(1) 有効天井高さ2.7メートル以上
有効天井高さは2.7メートル以上必要。レントゲン室などの防護工事のスペースや各種医療機器の設置の高さを確保するためです。

(2) エレベーター(最低条件は11人乗り以上の車椅子対応タイプ)
エレベーターはバリアフリーが基本ですので、車椅子対応タイプかストレッチャー対応タイプが必要です。

(3) 入口自動ドア(タッチキータイプ)
クリニックの入口自動ドアは「タッチキータイプ」にして、人が通る度に開かないように配慮します。

(4) スケルトン渡しか内装仕上済渡しか
建物区画のテナントへの引渡はスケルトン渡しと内装仕上渡しの両方のケースがありますので、初めの段階で条件を確認するようにしましょう。

(5) キュービクル(変電設備)電力・動力容量
キュービクル(変電設備)は医療機器使用の大事なインフラですので、電力・動力の各容量を事前に確認するようにしましょう。医療機器の必要な容量も事前に調べてください。

(6) 給排水配管位置
クリニックのレイアウトプランに影響するので、給排水管の立上げ位置の確認も大事です。

(7) ダクト穴の数と位置
エアコンの吸排気や換気のためのダクトを通す穴の数と位置が十分確保されているか確かめましょう。

(8) 床下配管スペース・天井裏排気ダクトスペース
トイレやシンクなどの水回りの給排水管の床下配管スペース(25cm以上)と天井裏の吸排気ダクトスペース(45cm以上)がちゃんと確保されているか確かめましょう。

(9) 個別セキュリティ・全体セキュリティ
セキュリティは完璧に装備されるかを確認しましょう。共用部分と個別区画部分のセキュリティを総合的に組み合わせる建物全体のセキュリティシステムもありますので、自分の事情に合うセキュリティを警備会社と相談してください。

(10)駐車場台数・駐輪場台数
駐車場・駐輪場が十分確保されていると来院患者数が伸びますので、極力多めの台数があるか事前に確認してください。

(11)専用看板・共同看板
広告手段としては、建物壁面看板・袖看板・スタンド看板・野立看板・電柱看板・駅看板など様々な種類の看板があります。立地条件に応じて費用対効果を考慮しながら看板の製作を行いましょう。


それでは、次回は

⑥賃貸条件

について述べて参りましょう。


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