まだ続く仙腸関節シリーズです。

 

 

病院では、休んだ技師の代行訓練というものがあります。

 

普段は担当していない患者さんも休日は担当することがあります。

 

やや難渋している人を見ると仙腸関節にほとんど問題があります。

 

股関節はいうまでもないですが、膝の曲がりが悪い人も仙腸関節に問題があります。

 

いくら膝の関節モビライゼーションや筋肉、筋膜リリースをしても仙腸関節に問題があると厳しいですね。

 

そうなるとAKAはいいのでしょうね。「すべての第1選択は仙腸関節である」というのは間違ってはないと思います。

 

ただ、仙腸関節だけに人生かけるわけにはいきません。人生かけている人もいるとは思いますが、それも人生です。

 

「気功」でしたら、2時間でOKです。理論と触診と実技含めて。なんと便利なのか。

 

「気功」は身体全体に働くなので、どこから流してもいいと思われますが、やはりそれなりの順序というのはあると思います

 

膝から変えるよりは仙腸関節から全体にアプローチした方が圧倒的に効果もあるし効率的です。

 

仙腸関節を施術してから各部位をした方が無駄な痛みを与えることもないため患者さんにも大きなメリットになります。

 

認知症がない、普通に理解できる人であればセルフエクササイズもしていただけるのでリハビリはスムーズに進みます。

 

骨折や外傷後の患者さん(正確にはどの人でも)では、まず仙腸関節をチェックしてみましょう。

 

「すべての第1選択は仙腸関節」です?!