前回に引き続きに仙腸関節について述べてみたいと思います。

 

前回の記事はこちら

 

http://ameblo.jp/medical-healing-y/entry-12260531994.html

 

 

仙腸関節へのアプローチはセルフヒーリング、セルフエクササイズの方が有効です。

 

ヒーリング、気功的にはセルフヒーリングといいますし、リハビリ的にはセルフエクササイズといいます。どちらも同じことです。業種の慣習みたいなものです。

 

仙腸関節は様々な影響を受けるのでホメオスタシスの力ですぐに戻ろうとします。他の関節や部位も影響は受けるのですが、仙腸関節のホメオスタシスは強力なのです。

 

原因として物理面で言えば、脚の脚長差、下肢のアライメント異常、身体の使い方などがあります。

 

また心的ストレスの影響をものすごく受けるため、その「原因」が解決できていなければ、それを想起しただけですぐに歪みはじめます。

 

AKAなどの物理的アプローチで一時的に改善しても、そのストレスにさらされれば元に戻ってしまうのです。

 

以前、AKAのセミナーに頻繁に参加していた頃、セミナーのたびにインストラクターに調整してもらっている人が結構いました。

 

えっ!!治ってないじゃん・・・

 

インストラクターは「これは特殊なタイプだから時間がかかるよ」

 

その人の問題は物理面にないのだから戻るでしょと今なら思いますけど。

 

仙腸関節の調整って難しいのですよ。自分でやるのは難しい。

 

気功だったら楽ですよ。

 

上後腸骨棘をランドマークにしてその内側に「気」を流すだけです。気づいたらすぐにやるようにすれば、いつのまにかいいアライメントに定着します。

 
 

 
ただ、そのポイントはここだというのがあるのでセミナーや施術時に直接、伝授する形が望ましいと思います。
 
リハビリで使う時には上後腸骨棘を触れて足踏みをしてもらう、歩いてもらうを繰り返しおこなってもらうことで定着させます。
 
気功がいいのは心の問題、ストレスにも作用するということです。アライメントにも情動面にも両方に作用します。
 
だから気を流すだけで物理的アプローチ以上の効果があるのです。ストレスを受けてもまたすぐに行えばいいのです。そのうちに影響を受けなくなります。
 
便利なものはどんどん使い倒しましょう!!