竜は動かず 

  奥羽越列藩同盟顛末
   万里波濤編
(講談社文庫)

  著作:上田 秀人  ¥886-(税込み)

 

   

 仙台の下級藩士の家に生まれ、

江戸で学問を積むために
逐電した玉虫左太夫。

  
 やがて頭角をあらわし、

遣米使節としてポーハタン号に
新見豊前守の従者として乗り込んだ。

  

左太夫は、見知ったことを懸命に

記録していった。

  

  竜は動かず
    
 勝海舟、坂本龍馬らとの交流を経て、

郷里仙台へ戻った左太夫。
   

 だが倒幕のうねりは、いよいよ奥州に迫り来た。

新政府軍からも列強から奥州は守らねばならぬ。

   
 この国の明日のため、左太夫は奔走する!

  

  

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  画像の一部は借りものです。

  6月23日掲載予定
   「 奥羽越列藩同盟 下 」に続きます。


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