二年前のある日、駿太郎が黒い仔犬を拾ってきた。
クロスケと名付けられた。



『 神隠し 』(文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
佐伯 泰英 (著)


わけあって豊後森藩を脱藩し、研ぎ仕事で稼ぎながら長屋に暮らす赤目小籐次
ある夕、長屋の元差配・新兵衛の姿が忽然と消えた。
 さらに数日後、小籐次の養子・駿太郎らが拐しにあった。
一連の事件は小籐次に恨みがある者の仕業なのか。
小籐次は拐しに係わった阿波津家の謎に迫る。
 ここで駿太郎らを探すのに、クロスケ(雄 二歳)が大活躍・・・!?




 背は低く額は禿げ上がった老侍で、なにより無類の大酒飲み。
だが、ひとたび剣を抜けば来島水軍流の達人である赤目小籐次が、次々に難敵を
打ち破る痛快シリーズ登場。


痛快シリーズ、文春文庫でついにスタート!文春文庫40周年記念書き下ろし。
  税込価格:670円ポイント:発売日:2014/08/06


 イラスト:横田 美砂緒 デザイン:関口 信介 【 文藝春秋


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