近赤外光線免疫治療法のアメリカでの臨床試験
最近、患者さんからよくお問い合わせのある「近赤外光線免疫治療法」米国立がん研究所(NCI:National Cancer Institute)の小林久隆さんという主任研究員が開発したそうです。NCI作成の動画に日本語訳の入ったものです。外科手術のできない腫瘍への治療法として臨床試験が実施されていますが、現在の対象は頭頸部のがんのみです。6月初め頃にお問い合わせいただいた時には臨床試験の段階はまだ第 I相の状況でしたが、6月21日にアップデートされていたようで今は第 I相/初期第 II相という状況に変化しています。この段階で安全性と有効性が認められた場合、後期第 II相、そして第 III 相へ移行されるかもしれません。この臨床試験の概念としてはとても興味深く、本当にこれの効果があり、深部の腫瘍は難しいのかもしれませんが多くの腫瘍に効果が期待できると手術という大きな負担なく過ごせる可能性も出てくるのかもしれませんね。簡単に今の臨床試験の状況を紹介します。アップデートのあった時など追記します。対象がん種:再発の頭頸部がんフェーズ:第 I相/初期第 II相臨床試験に使われるもの: 治験薬ーRM1929、デバイスーPhotonotherapy実施されている施設:全てアメリカ内 テキサス州 MDアンダーソンがんセンター コロラド州 Centura Health Research Center イリノイ州 Rush University Cancer Center ミネソタ州 Virginia Piper Cancer Institute, part of Allina Health System オクラホマ州 University of Oklahoma Stephenson Cancer Center ペンシルバニア州 Thomas Jefferson University詳しい臨床試験情報は下記からhttps://clinicaltrials.gov/show/NCT02422979