メディアゴン(mediagong)のブログ

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メディアニュース、メディア批評サイト『メディアゴン[http://www.mediagong.jp]』
テレビ局、映像制作会社、ゲーム作家、大学教授、メディア研究者、作家、映画監督などなど、メディア業界の第一線で活躍する専門家が、メディアニュースとメディア批評を毎日配信中。

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<主な執筆者>
貴島誠一郎[TBSテレビ制作局担当局長/ドラマプロデューサー]、原 一男[ドキュメンタリー映画監督]、北出幸一[相撲記者/元NHK宇都宮放送局長]、高橋正嘉[TBSビジョン・専務取締役]、瀬崎一世[イーストエンタテインメント・プロデューサー]、高橋秀樹[放送作家]、水留 章[ドリマックス・テレビジョン 社長]、藤本貴之[東洋大 准教授/博士(学術)]、高橋維新[弁護士]、榛葉 健[テレビプロデューサー/ドキュメンタリー映画監督]、熊谷信也[新赤坂BLITZ初代支配人]、高世 仁[ジャーナリスト]、石川眞実[緑山スタジオ・シティ代表取締役]、南川泰三[日本放送作家協会理事/文化庁芸術祭賞審査員]、氏家夏彦[TBSトライメディア・社長、TBSディグネット・社長]、江下雅之[明治大学情報コミュニケーション学部・教授]、小笠原英樹[構成作家]、福原フトシ[放送作家]、水野ゆうき[千葉県・我孫子市議]、石川幹人[明治大学情報コミュニケーション学部長・教授]・・・他、多数。
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元「モーニング娘。」のメンバーで、2015年4月に芸能事務所アップフロントグループから独立し、フリーとして活動する歌手・女優の小川麻琴さんが、4月28日、東洋大学総合情報学部「メディア概論」(担当・藤本貴之教授)の外部講師として講義を行った。

 

モー娘。卒業後、2011年に企画されたモー娘。黄金期OGメンバーによる「ドリームモーニング娘。」の活動を経て、スマートフォン・アプリのプロデュースや大学講師など、元モー娘。メンバーの中でも異色な活動を続けてきた小川さん。東洋大学講義への登壇も2012年から始まり、本年度で5年目を迎える。

 

 

 

「女優・タレントという仕事」と題した講義では、アップフロントグループからの独立2年目となった近況から、アイドル時代の過去を振り返りつつ、これからのアイドルビジネスの展望も含め、メディアでは見ることのできない鋭い議論に、200人を超える学生たちは聴き入っていた。

 

上出義樹[フリーランス記者/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所研究スタッフ]

 

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<二階氏が今村復興相の辞任でマスコミをやり玉に>

 

自民党の二階俊博幹事長は26日、都内で講演し、二階派に所属する今村雅弘前復興相が東日本大震災をめぐる失言で閣僚を辞任した問題に関連して、

 

「政治家の話をマスコミが余すところなく記録を取って、一行悪いところがあったら、すぐ首を取れと。何ちゅうことか」

と、メディア批判を展開した。在京各紙が27日付朝刊などでこの発言に触れているが、最も熱心に報じた朝日を含め、言論封じ発言の重大性を十分に伝えていない。

 

<記者やメディアの選別にも言及>

 

今回の二階発言で、とくに看過できないのは「それの方(マスコミ)の首、取った方がいいぐらい。そんな人は初めから排除して、(会見場に)入れないようにしなきゃだめ」と、具体的に述べている点である。【続きはこちら・・・】

保科省吾[コラムニスト]

 

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600万円もの奨学金という名の借金にがんじがらめになって社会に放り出される22歳の若者。あげくに自己破産。

 

これは特殊な例ではない、多くの大学生がいま、教育ローンを抱えている。なぜ、こんなことになっているのか。調べてみたらいくつかの理由が見つかった。

 

時代の流れに沿って書いてみる。

 

<1>国立大医学の学費高騰

 

1976年には年間3万6000円だった国立大学の授業料は、2017年現在で53万5800円。実に15倍である。なぜこんなに学費が上がったのか。もちろん初年度はこれに入学金28万2000円が上乗せされる。

 

<2>私立大学からの不公平是正攻撃

 

私立大学の授業料は同じ1976年でおよそ18万円ほど。2016年現在ではおよそ85万円。こちらは、5倍ほどの高騰である。ただし、これに設備費などが加わり、概ね100万円ほどにはなるが、それでも5.5倍であり、国立大学の15倍には遠く及ばない。【続きはコチラ・・・】

植草一秀[経済評論家]

 

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「忖度(そんたく)」に関心が注がれたが、問題の本質は「忖度」にはない。「忖度」は「他人の心をおしはかること」で、「相手の真意を―する」などと使われるが、何事をするにしても、「相手の真意をおしはかること」重要なことであり、間違ったことでもない。

 

公務員が上司や行政府の長の「真意をおしはかって」行動することは悪いことでもないし、してはならないことでもない。重要なことは、公務員が「中立、公正、公平」に仕事をするのかどうかだ。

 

「忖度」=「相手の心をおしはかること」は構わないが、だからと言って「中立、公正、公平」を揺るがしてはならない。ここがキモである。

 

森友疑惑で問題になるのは、公務員が「中立、公正、公平」の基準を踏み越えて行動したのかどうかなのである。結果として、「中立、公正、公平」の基準が踏み越えられたならば、その行為が正される必要があるし、その行為を行った者の責任が問われなければならない。【続きはコチラ・・・】

石川和男[NPO法人社会保障経済研究所・理事長]

 

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保育園では、0〜2歳児は必ず「お昼寝」をする。正しい生活習慣を身に付けさせるためだ。厚生労働省によると、2016年4月現在、保育園を利用している0歳児は13.7万人、1・2歳児は83.8万人。この合計98万人の0〜2歳児が、全国の保育園で毎日昼寝をしている。

 

園児の昼寝中、保育士は5〜10分ごとに呼吸確認をし、記録をとり、そして連絡帳の記載もする。園児の昼寝は午後1〜3時で、この時間帯には保育士も順番に休憩をとる。しかし、昼寝の途中で起きてしまう乳幼児は少なくない。

 

これらの0歳児には4.6万人の保育士、1・2歳児には14.0万人の保育士が付いている。この合計18.6万人の保育士が、毎日2時間、98万人の0〜2歳児の昼寝の呼吸確認をしている。

 

園児が昼寝の途中で起きたら、保育士は園児を抱っこしながら、昼寝に戻るよう促す。園児を抱っこしている間、その他の園児の呼吸確認も連絡帳記載もできない。そんな時、フリーの保育士や、隣の部屋の保育士が手助けしたり、休憩中の保育士が休憩を切り上げて手伝ったりする。

【続きはコチラ・・・】

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

 

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次のように謳うNHKの番組がある。

 

「この一週間のニュースをまとめて知りたい! みんなが知らない深い情報に接したい! その両方を同時にお伝えする番組が『週刊 ニュース深読み』です」

この『週刊 ニュース深読み』のキャスターが小野文恵アナウンサーから首藤奈知子アナに交代した。最初に結論を言うが小野文恵アナの降板は「間違い」である。

 

この番組の一番の見所は次のコーナー「じっくり!深読み」。

 

「いま注目されているニュースの深層に迫ります。NHK解説委員や、外部の専門家たちが毎週登場し、徹底的な取材と豊富な情報をもとに、とことん解説! 『なるほど!』とうなずいてしまうような新しい切り口から、ときには『それって”深読み”しすぎじゃないの?』と思うところまで・・・”目からウロコ”の情報をお届けします!」

 

小野文恵アナウンサーは、この「じっくり!深読み」で、才能を思う存分発揮していた。議論の拡散を防ぎ、喋りすぎの専門家を制止し、専門用語はきちんと解説をさせ、議論を深めていく能力は日本のアナウンサーの中で一番だと言っても良いと思う。

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植草一秀[経済評論家]

 

 

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沖縄、滋賀、鹿児島、新潟の県知事選は「政策選択選挙」となった。この結果、安倍暴政にブレーキをかけることに成功した。安倍暴政にブレーキをかける最善、最強の方策は、「政策選択選挙」を実現することだ、沖縄では辺野古米軍基地建設の是非が最大争点になった。

 

沖縄県民は辺野古米軍基地建設=NOの意思を選挙で表示した。滋賀、鹿児島、新潟の県民は、原発稼働=NOの意思を表示した。

 

主権者にとって大事なのは「政策」だ。その「政策」を「争点」にして選挙戦を闘う。このことによって安倍暴政にブレーキをかけることが必ずできる。主権者が選挙で政策を選択したら、選ばれた為政者は、主権者との約束、契約を誠実に実行しなければならない。

 

このプロセスが成立して初めて「政策選択選挙」が有効に効果を発揮する。沖縄では2014年11月の知事選で、沖縄県民が「辺野古米軍基地建設=NO」の意思を明示した。選出された翁長雄志知事は、「辺野古に基地を造らせない」という公約を必ず実現しなければならない。ところが、この公約は、これまでのところ実現していない。
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知久哲也[放送作家]

 

 

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「8.6秒バズーカー」はまやねん、「COW COW」善し、とにかく明るい安村、「東京03」豊本、「千鳥」大悟・・・。今年に入って、相次ぐ芸人の不倫報道は異常ともいえるペースだ。

 

そして、4月21日発売の『FRIDAY』(講談社)では人気漫才コンビ「トータルテンボス」大村朋宏氏(42)が、自身のファンである一般女性と不倫関係にあったことが明らかになった。

 

相手の女性は都内在住の23歳OL。女優・広瀬すず似の清楚系美女とのこと。一昨年の11月にSNSでのやり取りをきっかけに知り合った彼らはおおよそ月1度のペースで会っていたという。

 

相手の女性は、

 

「私の不注意で、友達に携帯を見られてしまったんです。オム(大村氏)とのLINEでやり取りでも見たんでしょう。それが巡り巡って、オムの耳に入ってしまって・・・」
 

と友人に大村氏との不倫関係がバレた経緯を告白。さらに、関係を隠しておくよう大村氏から言われた事を受け、

 

「その時初めて、私はただの『いつでもヤレる女』であって、都合が悪くなればすぐ捨てられるんだと気づきました」
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茂木健一郎[脳科学者]

 

 

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<1万時間の法則>

 

マルコム・グラッドウェル氏が自著の中で紹介している「1万時間の法則」というのがある。どんな分野でも、だいたい1万時間程度継続してそれに取り組んだ人は、その分野のエキスパートになるという経験則である。

 

ある音楽学校で、コンサートを開けるプロレベルと、レッスンを与えるレベルの人などを比較すると、それまでどれくらい練習してきたかに有意の差があって、コンサートのプロレベルは1万時間だった、というのが「1万時間の法則」のひとつの根拠としてしばしば挙げられる。

 

「1万時間」という時間に絶対的な意味があるわけではなく、それはひとつの目安である。また、分野やそのひとの取組の質によっても違うけれども、ひとつの事実として、熟達や創造性の発揮が長い時間を必要とするということは知っておく価値があるだろう。

 

1万時間は、粗い計算をすれば1日3時間を10年続けなければならないから、かなりの継続である。しかし、人が通常「才能」などと片付けやすい差異が、実際には継続時間に起因しているという認識は目を開くきっかけ(eye-opener)だろう。【続きはコチラ・・・】

山口道宏[ジャーナリスト]

 

 

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ちょっと待った、である。

 

小池都知事が「混合介護」になぜか積極的賛意を示している。

 

「それって混合医療の介護版かしら」といえたら、その方の感性は素晴らしい。医療と同様の保険内と保険外の乗り入れ(策)で、介護での保険とは公的介護保険下のサービスを指している。

 

歯医者で人工歯をいれる時に「ところで、保険でしますか、それとも自費でしますか」と、医師に問われるのとそっくり。「混合介護は富裕層向け」と早くも懸念が拡がる。

 

さて、今度の介護版 では有料サービスの「指名料」を 導入するという。介護士をはじめ懸案の専門職の賃金向上もそのことで可能になると推進を目指す東京都は臆面もなくいうから、介護業界も随分となめられたものだ。【続きはコチラ・・・】