メディアゴン(mediagong)のブログ -2ページ目

メディアゴン(mediagong)のブログ

メディアニュース、メディア批評サイト『メディアゴン[http://www.mediagong.jp]』
テレビ局、映像制作会社、ゲーム作家、大学教授、メディア研究者、作家、映画監督などなど、メディア業界の第一線で活躍する専門家が、メディアニュースとメディア批評を毎日配信中。

両角敏明[テレビディレクター/プロデューサー]

 

 

***

 

 

最近、生ワイド番組から森友学園問題が消えています。

 

おそらく会計検査院は法的な瑕疵はないという結論でしょうし、大阪地検も籠池理事長のいくつかの事犯を有罪にして「店じまい」でしょう。

 

結局のところ、安倍晋三氏の愛国教育思想に強く共鳴し、その尖兵として愛国小学校づくりになりふり構わず突進したドン・キホーテは、彼をもてはやした「右より人」から手のひら返しでうち捨てられ、「ナニワに変わったオッサンがいたなぁ」という記憶だけを残してフェイドアウトして行くのでしょう。

 

まさに籠池トカゲ一匹だけが尻尾を切り落とされる不公平な物語。森友学園問題とは違法とか不法とかいうよりも「不公平」という問題だと思います。

 

 小学校設立認可と国有地払い下げに森友学園に対する尋常ならざる不公平な配慮があったのでは、という疑いが問題の発端です。

 

その事実解明の過程でお役所は、関係文書は存在しないと主張しました。ならば関係した職員等を調査しろという要求に、お役所は違法性がないから必要ないと拒否しています。【続きはコチラ・・・】

メディアゴン編集部

 

 

 

***

 

 

 

アパレル業界「冬の時代」と呼ばれる今日。多くのファッションブランド、アパレルショップが赤字を続け、ファストファッション以外は全く売れていない。「着れればなんでも良い」という感覚が蔓延しつつあることは否定できない日本は、もしかしたら「ファッション後進国」になりつつあるのかもしれない。

 

本来、衣服などは「寒さをしのぎ、安全を確保」することができれば、その役目は充分に果たせることも事実。言い換えれば、ファッションとしての衣服は、「余計なモノ」「余分なモノ」なものなのかもしれない。

 

しかし一方で、ファッションに限らず「余計・余分」にこそ、文化の高めたり、文化的な豊かさを楽しむ人間らしい要素が詰まっている。音楽しかり、絵画しかり、すべての文化的な営みは、すべて、生活からはちょっと抜け出した「余計なモノ」「余分なモノ」として発展してきたからだ。

 

「余計・余分」が忌避されたファストファッション華やかりし今日。アパレルのキャンペーンといえば、「1つ買ったらもう1つ」やら、「80%OFF」やら・・・といった、生活感を増幅させることで、関心を集めようとするものばかりだ。【続きはコチラ・・・】

保科省吾[コラムニスト]

 

 

***

 

 

小説で、しかも女性作家が書いた、女性が主人公のものを読むのは何年ぶりだろう。好きなジャンルではないのだ。おもしろい目に遭ったこともない。思い返せば、群ようこの「かもめ食堂」(2006)以来のようにも思う。

 

11年ぶりに読んだ女性作家が書いた女性が主人公の書名は「あのこは貴族」(山内マリコ・集英社)だ。

 

この小説を紹介するには物語の中心をなす3人の人物設定を紹介するのが最適である。榛原華子・27歳。(おそらく、聖心女子大学卒業)実家は渋谷区松濤。父親は同地でリハビリ施設も併設した整形外科医院の院長。

 

祖父は測量会社を創業。一代で大会社に。長姉・香津子、夫の真は商社マン。息子・晃太は慶應義塾高校生。次姉・麻友子、聖マリアンナ医大卒。赤坂で美容皮膚科医。バツイチ。ほんとうの軽井沢に普通の別荘あり。

 

時岡美紀・32歳。慶應義塾大学入学。地元有数の進学校から同大文学部へ進学したのは彼女と友人のたった2人。実家は(静岡あたりから、在来線で一時間はかかる田舎町)父親はもと漁師。漁師では食っていけなくなったので会社勤めに。【続きはコチラ・・・】

植草一秀[経済評論家]

 

 

 

***

 

 

 

現状を打開するための最大の方策は、「民主主義の活用」であると主張してきた。「暴政を排除するために最も有効な手法は「民主主義の活用」だ」(http://mediagong.jp/?p=20504

 

 

23日に投票日を迎えるフランス大統領選で同じ発言を見つけた。フランス大統領選候補、ジャン・リュック・メランションの発言である。

 

 

「どんな問題でも解決策はある。それは民主主義だ。」(https://www.aab-tv.co.jp/news/ann_shownews.php?id=000098524&cat=4)
 

 

過去30年間、世界の政治に吹き荒れてきた嵐は、大資本の利益のための政治だった。ネオ・リベラリズムとも呼ばれる。市場原理に基軸を置く政治経済運営は、大資本の利益に沿う政策運営である。結果として、際限のない格差拡大と、新しい貧困問題が生み出されてきた。

 

 

市場原理を基軸にして資本の利益の極大化を図る。世界統一市場を形成し、最低コストによる最大利益を実現する。この運動を推進してきたのは、グローバルな活動を展開する巨大資本である。巨大資本が世界統一市場を形成して、利益の極大化を図る運動をグローバリズムと呼ぶ。【続きはコチラ・・・】

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

 

 

***

 

 

ロシア出身のドキュメンタリー映画・巨匠ヴィタリー・マンスキー監督が北朝鮮平壌の家族に1年間密着した映画「太陽の下に」を見た。実に痛々しい映画であった。

 

この映画は公式HPで次のように紹介されている。

 

<以下、引用および筆者要約>

 

「8才の(少女)ジンミは模範労働者の両親とともに平壌で暮らしている。ジンミは金日成の生誕記念『太陽節』で披露する舞踊の練習に余念がない。エリートの娘を持った両親は仕事仲間から祝福を浴び、まさに『理想の家族』の姿がそこにはあった。ところがドキュメンタリーの撮影とは名ばかりで、『北朝鮮側の監督』のOKが出るまで一家は繰り返し演技させられ、高級な住まいも、親の職業も、クラスメイトとの会話も、すべて北朝鮮が理想の家族のイメージを作り上げるために仕組んだシナリオだった。疑問を感じたスタッフは、撮影の目的を『真実を映す』ことに切りかえその日から、録画スイッチを入れたままの撮影カメラを放置し、隠し撮りを敢行する。」【続きはコチラ・・・】

茂木健一郎[脳科学者]

 

 

***

 

 

<創造者が自分を離れるということ>

 

創造者が、自分から離れて、世界に欠落するものを埋めるアプローチをとるときに、取りうる一つのやりかたがあって、それは対象物の「発見」と「創造」を近づけることである。

 

ミケランジェロは卓越した技術をもった彫刻家だが、バチカンにある古代ギリシャの傑作ラオコーンが、ミケランジェロによるものだという説がある。専門家からは否定されているが、興味深い論点がある。

 

ミケランジェロの頃も、古代ギリシャの彫像は高く評価されていて、実際にそのような彫像をつくって売る、という需要があった。ミケランジェロが、自ら彫ったものを、自分の作品ではなく、古代ギリシャの彫像だとして世に出すというイメージには、何ともいえない魅力がある。

 

デュシャンの『泉』は、すでにあった便器を買ってきたというのが定説だが、デュシャン自身が造形し、焼いて、それをありもの(ready made)として出したという説もある。真偽は別として、興味深い仮説である。【続きはコチラ・・・】

植草一秀[経済評論家]

 

 

***

 

 

4月6日にトランプ大統領がシリアへの空爆を決定し、実行に移されたことを契機に「地政学リスク」への警戒が強まっている。とりわけ日本の株式市場では不安心理が強まりつつある。

 

ドイツの株価などはほとんど影響を受けていない。日本株価に下方圧力がかかっているのは、地政学リスクへの警戒とともに、為替市場で円高=ドル安の流れが強まっているためである。

 

「有事のドル買い」と言われることが多いが、現在の金融市場で観察されているのは円高・ドル高の進行である。

 

各種要因で米国長期金利が低下し、米ドルが下落。リスクオフの資産選択として株式から債券へのシフトが生じ、さらに、米国のトランプ大統領が「ドルが高すぎる」の発言を繰り返した。これらの事情を背景に円高=日本株安の反応が生まれている。

 

米国の為替政策がドル安とドル高のどちらを指向しているのか。判断がつきかねる要因がある。財務長官に就任したムシューニン氏は「強いドルは中長期的に米国の国益」と発言している。【続きはコチラ・・・】

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

 

 

***

 

 

中高年がターゲットのシルバータイムドラマ、倉本聰脚本の『やすらぎの郷』(テレビ朝日)の視聴率が好調でテレビ各局がおびえている。

 

なぜおびえているのか。

 

初回の2017年4月3日放送分の視聴率は8.7%を記録し、同時間帯の前4週平均から3ポイント上昇。裏番組の情報・バラエティ番組を上回った。以後も視聴率の好調は続いている。

 

「テレビで高視聴率を稼ぐには中高齢の視聴者をターゲットにしなければならない」ということが証明された形である。これが証明されると、テレビ局は困るのである。なぜか?

 

「今の若者はテレビ離れをしていて、見ているのは年寄りばかりだ」というのはテレビ関係者ではなくとも大方の人が気づいていることが改めて示されてしまうからだ。

 

ちなみに筆者は先日、18歳から19歳の200人ほどに聞いてみたが、いわゆる地上波放送が映るテレビ自体を持っていない人が10人ほどいた。若者の5%は、見る見ない以前の問題で、テレビという装置そのものを必要としていないのだ。【続きはコチラ・・・】

高橋維新[弁護士/コラムニスト]

 

 

***

 

 

2017年4月3日放映の「好きか嫌いか言う時間」(TBS)という番組に出ました。筆者にとって2回目の、テレビ出演です。

 

 

収録は、3月13日でした。「出てみませんか」というお話は、また筆者の務める法律事務所に直接いただきました。

 

 

「好きか嫌いか言う時間」は、毎回テーマを決めてMCや向かい合っているひな壇の面々が「好き」か「嫌い」かを表明し、討論するバラエティ番組です。

 

 

今回のテーマは、「芸能人」と「それについて記事を書く人たち」の対決構図を作って、論を交わすというものでした(前半は、これとは別にストーカーもテーマとして扱っていました)。筆者も、ネットで芸人に辛辣なことを書いている「記者」の一人として出させていただきました。

 

 

MCの皆様には、坂上忍さん・ブラックマヨネーズ吉田さん・デヴィ夫人・和田アキ子さんとガツガツ来るタイプの人が揃っていたので、また責められて終わりかと思っていましたが、最初にテレビに出たときよりは言いたいことが言えたと思います。【続きはコチラ・・・】

水野ゆうき[千葉県議会議員]

 

 

***

 

 

筆者の地元である千葉県我孫子市北新田の排水路脇の草むらでベトナム国籍の小学3年レェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)=千葉県松戸市六実=の遺体が見つかった殺人死体遺棄事件で、千葉県警捜査本部は4月14日8時12分、リンさん宅の近くに住む澁谷恭正容疑者(46歳)を死体遺棄容疑で逮捕した。

 

我孫子市内でも多くの保護者からまずはホッとした、という声が聴かれた。北新田という場所は筆者の自宅から車で約10分程度であるが、ほとんど人がいない場所である。筆者は生まれた時から我孫子市にいるが、地元議員の私ですら車で通る以外北新田に行ったことはない。我孫子市民ですら北新田は馴染みがない地域だろう。

 

【参考】ねつ造だらけのマスゴミ世論調査の深層

 

逮捕に至ったのは、現場の遺留物のDNAの型が澁谷容疑者のものと一致したことによるという。被害者のリンさんはどれほど怖かっただろう、と思うと胸がつぶれそうになる。【続きはコチラ・・・】