こんにちは。メディアージュニキビ専門クリニック医師の河合です。

平成も残り少なくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

最近はやはり、仕事が始まってそのストレスによってニキビが悪化してしまったとか、ニキビ跡を同僚に指摘されて気になってしまい改善させたい等、環境の変化に伴っての相談も良くされます真顔

 

ニキビ跡といっても様々で、ニキビが治った後の色素沈着の赤みであれば何もしなくても時間と共に改善していくものですが、クレーターのようになってしまったニキビ痕に関しては中々難しいものがあります。そのクレーターを改善させる目的で当院でも良く行っているのがフラクショナルレーザーですアップ

 

このブログでも良く登場していますので名前は大分メジャーになってきたかと思いますが、実はフラクショナルレーザーの開発からはまだ十数年ほどしか経過していません。

フラクショナルレーザーによるリサーフェイシングという概念は、最初は植毛向けレ ーザーから生まれ、2003 年にHuzaira らによって初めて記述されました。

 

美容皮膚科におけるフラクショナルレーザーは、レーザー手術を切除レーザーリサーフェイシングの臨床的効果に近づけ、患者のダウンタイムおよび有害事象をより少なくする方法として開発されました。簡潔に言えば、フラクショナルレーザーは跳躍病変(skip area)を何度も繰り返す皮膚に対する損傷パターンの産物であり、治癒するにつれて、肌のトーンとキメ、しわ、⿊皮症を含む色素の問題、そして瘢痕、特にざ瘡と外傷性瘢痕における改善を促すものなのですニヒヒ


フラクショナルレーザーはその操作性と光特性の簡便さから、主としてCO2レーザーとEr:YAGレーザーが使用されており、当院では歴史的には新しいEr:YAGレーザーを使用している事は以前のブログでもお話したかと思います。

 

どちらのレーザーの波長も水分に強く吸収され、エネルギーは熱に変換されますが、Er:YAGレーザーはCO2レーザーよりも水への吸収特性が強いため、コラーゲンへの熱変性作用は少なくcold knifeに近い性質を有します。したがってCO2レーザーによる副作用としての瘢痕、ケロイド、色素脱失などのリスクを減少させることができるのですビックリマーク

 

今回は少し理屈っぽいブログになってしまいましたが、もっと簡単に説明しますのでニキビ痕クレーターでお悩みの方は是非一度気楽に御相談下さいグッド!

 

 

 

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