メディアージュ皮膚科二キビ専門クリニック医師の大島です。

最近は気温が上がりだいぶ暖かくなってきました。
春を迎えるのは嬉しいですが、花粉症でお悩みの方にとっては辛い時期だと思います。
私自身は花粉症ではないのですが、医療サイトやテレビCMで抗ヒスタミン剤の広告を見ると花粉症の季節の到来を感じます。

 

当院を受診される患者さんの中にも、この時期は花粉症で抗ヒスタミン剤を服用している方が多いです。

抗ヒスタミン剤は10種類以上あり、ここ数年で新薬も増えました。

 

個人的にはザイザルが一日1回服用で、眠気もそれほど強くはないので重宝しています。

ただザイザルだと眠気が出る人がいるので、そういう方にはアレグラが眠気が少ないです。(一日2回服用なのがネックですが・・・)

アレグラは嵐の大野君が宣伝していてスイッチOTC薬(医療用と同成分)なので、処方箋が不要で薬局で購入可能なのもメリットですね。
その他比較的新しいところではビラノアも眠気が少ないですが、空腹時内服なので飲み忘れやすいのが欠点です。

 

抗ヒスタミン剤はどれが一番良いということもないので、実際服用して効果や眠気、服用回数などから自分に合ったものを使用するのが良いと思います。

個人的には嵐の大野君が活動休止した後のアレグラのCMがどうなるのかが心配です。


 

花粉症は鼻水や目の痒みだけではなく、皮膚炎の原因にもなります。


花粉皮膚炎の場合はステロイド外用剤で治療しますが、ステロイド外用剤は免疫を抑制することによりニキビを悪化させるので注意が必要です。

 

もちろん皮膚炎の症状に伴う乾燥やバリア機能の低下もニキビの悪化に繋がります。

以前の記事(ニキビとアトピー性皮膚炎が合併するケースについて)でも記載しましたが、皮膚炎とニキビの合併や非常に厄介なので、皮膚科に受診して相談することが重要です。

メディアージュ二キビ専門クリニック医師 大島玄

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