みなさんこんにちはニコニコ

コーディネーターのガーベラはなガーベラですおとめ座

 

患者様の中でも花粉症の方が多くいらっしゃいますが、皆様いかがお過ごしでしょうかキョロキョロ

 

私も毎年花粉症が来るはずなのですが、いまだに決定的な症状が出ていません目

突然今年から発症する人がいるように、もしかして私は今年から無くなったのかな??

なんて思っていますが、念のためにアレルギー薬は処方してもらいましたハロウィン

 

以前ブログでも花粉症のお話をしていますが、花粉症の自覚がある人は、お肌のためにも必ず症状を抑えましょう上差し

花粉症の話

 

 

さて、今回ですが、コメドについてお話ししてみたいと思いますニコ

過去のブログにも何度か、患者様の経過の中でコメドというワードが出てきました。

お肌のことを気にしている方であれば、1度は聞いたことのあるワードではないでしょうか。

 

コメドっていったい何なのか真顔

 

まずは、いわゆるコメドの症状を見てみましょう下差し

なんだか粒々が詰まっている感じがわかりますよねアセアセ
赤いニキビとは違う感じ。
白い粒々がある感じ。
ちょっと黒い点もあるような。
 
 
コメドとは、本来毛穴の外に出るはずの皮脂が、毛穴の中にたまってしまうことで起こる、ニキビの初期症状のことです。
(医学的に言うと「面皰」と呼ぶ症状)
 
実際の見た目から「白ニキビ」「黒ニキビ」と呼ばれたりもします。
毛穴に埋まってしまっていて外気に触れていないと見た目は白いことが多いです。
でも、排出しようと外に出てきたけど取れなかったり、白いものが大きくなってしまったりして外気に触れると、角栓が酸化して黒くなったりします。
            下矢印下矢印下矢印
こんな感じで黒い点になることもあります。
数が少ないと、「ホクロだと思ってた」とおっしゃる方もいます!
 
 
よく、「角栓」という言葉を聞きますよね?
角栓は、毛穴に詰まってしまった物質自体のことです。
コメド=症状
角栓=物質
 
角栓は、肌表面に残った古い角質や皮脂が混ざりあってできています。
この角栓ができることで、毛穴の出口のフタのようになってしまい、皮脂が外に出れなくなるのです。
角栓は、肌がダメージを受け、それを修復しようとしたときの副産物です。
もともと人間の肌は、紫外線や摩擦など、何かのダメージを受けたとき、それを早く修復しようとターンオーバーのサイクルを早めます。
すると、肌にある古い角質がどんどん剥がれだし、皮脂と混ざり、毛穴をふさぎます。
 
しかし、角栓も、通常ならターンオーバーによって毎日自然に取れていくもの。
本来は毛穴に留まることなく、除去する必要もないはず。
 
でも、スキンケアが不十分だったり、ダメージが常時続いて、ターンオーバーのサイクルが正常に戻らないと、角栓も、新しく作られる皮脂も、毛穴に留まり始めます。
 
そこにヒョイっとアクネ菌が入り込むと、炎症ニキビに変化していきますガーンガーン
 
ご紹介している写真のようなコメドの症状は、おそらく、自分自身だけでスキンケアを改善したり、生活面で何かを気を付けるだけでは、もう改善しないところまで来てしまっています。
 
しかし、先程もお伝えした通り、ターンオーバーが正常であれば、本来毎日取れていくものなのです。
まずは正しいクレンジング、正しい洗顔!!
 
そして正しい保湿!!
乾燥肌について(保湿について)
 
ここがしっかりできていれば、おそらく詰まる前にケアできるはず!!
 
しかしもちろん、気がついたらザラザラが増えてコメドが!ということもありますよね。
もちろんニキビの症状のひとつですから、治療できます。
            下矢印下矢印下矢印
このように。
 
ちょっと毛穴の詰りが気になる、くらいの段階でニキビの専門皮膚科に相談することは、実はかなり重要です。
この小さい粒々が、全部赤いニキビに変わってしまう前に、もしかしたら改善できるかもしれません。
 
ニキビが重症かどうかは、実は見た目ではわからないことが多いです。
赤くないから放っておいたと、このコメドが埋め尽くすように出ている患者様は、本当に治療に大変な思いをしています。
 
当院は重症ニキビ専門ですが、重症かどうか医師が見て初めてわかることもありますので、とにかくまずは気になったら診察を受けることが重要です。
 
例えばお子様本人がコメドを気にしていなくても、親御様から見て増えてる気がしたり、ゼロになることが無いようでしたら、やはりいちど受診をおすすめしますニコニコ