こんにちは。メディアージュニキビ専門クリニック医師の河合です。

3月に入り、街中や商業施設等は春休みの若者達で大分賑わっているような気がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

これから新生活に向けて引っ越しなど生活環境の変化が大きいと肌荒れやニキビも悪化させる場合もあるので気を付けましょう!

特に初めて一人暮らしを始めたりすると、コンビニ食がメインになってしまうこともありがちかと思いますので注意したいですねラーメン

そしてコンビニといえば最近アメリカでこんな研究発表がありました‥‥

 

自宅の近くにコンビニエンスストアがあると生活には便利だが、動脈硬化の予防には良くないかもしれない。自宅周辺にコンビニが多くある人は、無症候性のアテローム性動脈硬化症になりやすい可能性があることが、米ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部教授のKiarri Kershaw氏らの研究で明らかになった。詳細は「Journal of the American Heart Association」2月18日オンライン版に発表された。

これまで複数の研究で、貧困地域では心血管リスクが高い可能性が示されている。今回の研究は、若年成人を対象に、冠動脈リスクを検証した大規模観察研究であるCARDIA(Coronary Artery Risk Development in Young Adults)研究の10年間のデータを用いたもの。研究に参加した2,706人の男女を対象に、動脈硬化の指標であるCT検査で評価した冠動脈石灰化(CAC)の変化と、自宅から約3km以内の全ての食料品店や飲食店にコンビニとファストフード店が占める割合の変化との関係について調べた。

その結果、さまざまな因子で調整後も、近隣のコンビニの割合が10%上昇するごとに、アテローム性動脈硬化症を発症するリスクが34%高まることが明らかになった。

なお、CAC検査については、米国心臓協会(AHA)と米国心臓病学会(ACC)の新たな脂質ガイドラインの中で、心疾患リスクの程度が不明な40~75歳の男女に対し、スタチン療法の有益性を判定する指標として有用な可能性があるとして、その実施が勧められている。この結果を受け、Kershaw氏は「近所にコンビニが増えると、健康に良くない食品が手に入れやすくなる可能性がある」と話している。ただし、今回の研究では、ファストフード店とアテローム性動脈硬化症との間に有意な関連はみられなかった。この点について、同氏は「コンビニでは、たばこやアルコール飲料なども販売されており、ファストフード店よりも不健康な商品の品揃えが豊富であることが一因ではないか」とみている。

 

 

何だかこじつけのような感じも多々あるような研究ですが、日本のコンビニは24時間営業している店も多く、便利なことは間違いないので上手に付き合えば良いのではないでしょうかグラサン