こんにちは。コーディネーターMOMOです。
すっかり街もクリスマスですね。先日お休みの日にデパートに買い物に出かけたらもうお正月の飾りが売っていました。
さすがに早いだろ~と初めは思っていたはずが何故かクリスマスを通り越して部屋に飾るお正月の置物など購入してしまいました。。。
完全に街のムードにのまれました
さて、今回はよく患者様から聞かれる食生活に関しての質問を例にあげていきながらお話をしていきたいと思います
診察に来られた時に『食べ物で注意をした方がいいことってあるんですか?』と聞かれることがあります。その中でも
『チョコレートを食べたらやっぱりニキビできるんですよね?』
『ラーメンとか油っぽいものってニキビになりやすいとかありますか?』など一番聞かれるような気がします。
結論から言うと、
チョコレートを食べる=ニキビが出来る
ラーメンを食べる=ニキビが出来る
は間違いです。
チョコレートの原料であるカカオ自体は、昔遡れば薬として使われていたという歴史があるくらい栄養豊富です。私たちが口にするチョコレートはそこに脂質と糖質が加わったものです。
チョコレートだけでなくラーメン、ナッツやスナック菓子、アイスなどにもいえることですが、
脂肪分や糖質は皮脂の材料になりやすく、過剰に摂取しすぎてしまうと皮脂の分泌が増加します。ニキビがない状態の健康な毛穴であればこの皮脂が毛穴につまることなく排出されますが、今までニキビを繰り返し、内部が変形し、詰まりやすくなっている毛穴の状態に既になっていればニキビになる可能性は高くなると言えるのです。
チョコレートやラーメンを食べる=ニキビができるではなく、そのような食品を沢山食べて皮脂の過剰分泌がおこり、毛穴の詰まりが生じた時にニキビができるのです
逆に言えばチョコレートやナッツなどニキビに悪影響と思われがちな食材には沢山の栄養素が含まれているんですよ
チョコレートを例とすると皆さんも聞いたことがあると思いますがまずは『ポリフェノール』です
チョコレートに入っているポリフェノールはカカオポリフェノールと言い、血液をサラサラに保つはたらきがあり、動脈硬化のリスク低減に効果的といわれています。
その他にも食物繊維である『リグニン』が含まれており、これは腸のぜん動運動を活発にすることで、便通を良くし、腸内環境を整えます。
その他、『テオブロミン』という成分はリラックス効果があるといわれています。
このように色々な効果につながる栄養素がしっかりとれる食べ物なんです。
我慢して避けるのではなく、ほどほどに食べて上手に付き合っていけば良い事が沢山あると言えますよね。
健康や肌に良いと言われているものでもそればっかり摂取していれば逆効果になることさえあるんです。全てバランスが大切ということですね。
ただ、バランスは大切なのですが、例えば、この人はピーナッツを食べても全然なんともないけど、自分はどうもピーナッツを1つでも食べるとニキビが出る気がする、ってこともありますよね。
それを言ったらキリがない
と思うかもしれませんが、それに気づくことは実はとても大事で、自分の特徴を自分でわかっておくことができれば生活面での予防もできますよね
理想は、『自分のことは自分がいちばんわかっている』なのです
年末年始と言えば忘年会などでの暴飲暴食や、学校・お仕事がお休みとなり、食生活の乱れや睡眠不足、実家への帰省などもあったりで普段の生活から少しだらしなく過ごしてしまうことはありませんか
まさにバランスが崩れやすい時なんです
現に年末の休み前まではニキビの状態もお肌の調子も良かったのに年明けに来院された時になんだか年末の時の方が良い状態だったような。。。という状況、今年初めも何名かいらっしゃいました
来年に向けての年越しをうまく乗り切って頂けるように今からご通院中の患者様には重々伝えていっております
12/29まで年内はご予約を承っております。
12/30~1/3まではお休みとさせて頂きますので、今ニキビでお悩みの方、是非来年に持ち越さず年内にご相談へお越しください。
ご予約のご連絡をお待ちしております
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