12月にはいり、もうすぐ今年1年も終わりに近づいてきました!平成も、もうすぐ終わってしまいます
イルミネーションが街中を華やかに彩る季節ですが、最近はやっと冬らしい寒さになってきましたね 防寒対策もかねてここ数年ずっと探し求めていた形の帽子につい最近巡り会いまして
思わず2色買いしてしまいました
・・・・・が、かぶって友達に会ったらどこの人なの?なんて言われてしまいました
(笑) でも好きだからかぶります
(笑)
コーディネーターMOMOさんも1個前のブログで話していた通り、年末年始、生活リズムも少し乱れがちになりますので今のうちにニキビ治療をすることがベストです
さて、今回は過去にも肌の基本的な構造や役割、また乾燥のこと、保湿のことなどをお話してきましたが、今日はそこからまた一歩進んで、お肌にとっての化粧水や、クリームの役割について、とニキビ用化粧品についてお話したいと思います
ニキビができた!となったとき、みなさんはまず何をするでしょうか?
皮膚科に行ってお薬をもらったり、生活を工夫してみたり
色んな対策がある中で、『ニキビ用』とかかれた商品を手にとったこと、1度はご経験ありませんか?
つい数年前のわたしもそのひとり。ニキビに悩み皮膚科に通院し、お薬を処方してもらったり、スキンケアも「さっぱりしたもの」や「ニキビ用」と書かれているものを使用していました
まずそもそも、お肌にとっての化粧水・クリームの役割について勉強しましょう
化粧水の役割
化粧品メーカーやブランドによって化粧水の位置づけは異なりますが、大体、洗顔後にまずつけるのは化粧水です。 化粧水の主な役割は、肌に水分を与えることです。 洗顔によって汚れや皮脂を取り除いたお肌はとてもデリケートな状態なので、化粧水で保湿をしてあげましょう。
また、次につける美容液などの栄養成分が行きわたりやすくするという側面もあります。 化粧水が角質層まで浸透することで水分が満たされ、ほかのスキンケアアイテムの浸透率を高めたり、有効成分を肌に行きわたらせたりする効果があります。
乳液の役割
保湿の仕上げのアイテムで、油分と水分をバランスよく配合しているのが乳液です。
洗顔後、化粧水や美容液をつけただけでは、肌表面からうるおいや有効成分が蒸発して失われてしまいます。そこで、乳液の油分で膜を作ってフタをすることで、肌の内側に水分や有効成分を閉じ込めるのです。しかし、実は手の上で流れるようなテクスチャーの乳液だと、水分のほうが多いことが多く、蒸発するもののほうが多い場合があるので注意です。
クリームの役割
実はこのクリームを最後に塗ることをしていない方は多いと思います。乳液だけでいいや、と済ませている方は注意です
クリームは乳液よりも油分が多く含まれているので、固めのテクスチャーをしていますが、役割は乳液と同じで、油分と有効成分を補う役割があります。しかし、乳液だけでは、柔らかすぎてしまい、フタの役割としては足りないことが多いのです。お肌が乾燥を感じてからではもう遅いのです
乾燥を感じる前に徹底的に保湿をすることで、ニキビも治りやすく、またお肌も柔らかい状態がキープできます。そうするとニキビやニキビのもととなる毛穴詰まりも排出がされやすくなります。ニキビが繰り返しているときというのは、乳液だけではまず足りないので、当院ではしっかり固めのクリームを塗るようにお願いしています
市販で売られているものとなるとなかなかこれというのは難しく、使ってみるしかないというのが現状ですが、手の上で流れない、少しベタッとするくらいのクリームをとお話しています。
手軽に使えて便利なオールインワンジェル。化粧水・美容液・クリームの機能が1つにまとまった簡単に使いやすく手間がない商品ですが、浸透力があまりなく、保湿力が弱いんです
しかし美容成分が豊富に含まれていたりするので、美容液の1つとして使用する分にはいいかと思います
トラブルなく調子がいいのなら特に使用を止めませんが、ニキビやニキビ跡に悩まれている方の場合、"これひとつでOK"を鵜呑みにするのは危険です!!
まずはスタンダードのスキンケアをしっかり行うことをお願い致します。
さてさて、日々、施術に入ってお話を伺うと「ニキビ用化粧品ってどうなんですか?」といった質問をよく耳にします。今回はそのニキビ用化粧品にスポットを当ててお話をしていきますね
ニキビ用化粧品に含まれる成分の効果で多いものは
①過剰な皮脂の分泌をおさえる
②ニキビの炎症をおさえる
③ニキビのもととなる菌を殺菌・抗菌する
④厚くなった角質を柔軟・溶解する この4つです。
この中の④は特に患者様のなかでも経験者が多い、ピーリングのことを指します。
ニキビ用化粧品の多くにこのピーリング作用があり、逆に肌に刺激となって悪化することがあります。肌が刺激を受けやすい状態でいるということはバリア機能も衰えているということになり、ニキビができやすいお肌になってしまうのです
ニキビ用化粧品は実は、ニキビを治すもの、ではなくニキビが出来ないように予防するものであるため、使用したからといってニキビが治るとは限らないのです。たまにしかニキビができることがない肌に対しては予防的なスキンケアになるため効果的ではあるかもしれませんが、ニキビが現在ある状態のお肌にとってはおすすめできません。
またニキビ用と書かれている化粧品の多くは成分の中に酸が含まれています。
上記の図に記されている有効成分はいわゆるニキビ用化粧品、と書かれているスキンケア商品に多く含まれています。
たとえば、殺菌・抗菌作用のある、サリチル酸は、ピーリング作用があり、角質を溶かす働きがあるので毛穴詰まりを抑制しますが、刺激が強い分、お肌に赤みが出たり、乾燥を助長させてしまうことがあります。
また抗炎症作用のあるグリチルリチン酸は炎症を抑えるため肌荒れ・ニキビケアに多く含まれますが、抗炎症作用自体がそもそも一時的なものなので根本的な解決にはならず、あくまで一時的な悪化のときに、といったものになります。そのため何年も繰り返しているニキビに対してはあまり効果がないかもしれません。
店頭や、ネットでも様々な商品が取り揃えられ、口コミや広告には『これを使用しただけでニキビが治りました!』 『ニキビ跡が消えました!』 とありますが、そんなに簡単に治すことは出来ませんし、根本的に治すのであればしっかりと通院して治療をする必要があります。
ネットや雑誌などの情報すべてが"自分の今の状態にとって"正しいとは限らず、自分に合う・合わないには個人差があります。
肌状態を見た上で今一番ベストな治療を適切な治療間隔で行うことが、ニキビを治す一番最短の方法だと思います。
まずは自分の肌の状態を知りたい。そんな理由でも大歓迎です
一時的な改善ではなく、根本的な改善をスタッフ一同全力でサポートします
みなさんのご来院心よりお待ちしております
年末年始のご予約はお早めに
看護師 松村
お知らせ
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また、12/30~1/3まではお休みを頂いておりますのであらかじめご了承ください。
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