こんにちは。メディアージュニキビ専門クリニック医師の河合です。

10月も半ばにさしかかろうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?ハロウィン

ここ最近は台風や地震等、自然災害による被害が毎日のように耳に入りますが、災害時にも情報入手や連絡の手段として今の時代なくては非常に困るものの1つにスマートフォンが挙げられるのではないでしょうか。携帯

ポケベルからPHS、ガラケーと全て体験してきた私からしたらスマホのおかげで色々なことが便利になったことは言うまでもありません笑い泣き

ただ以前よりスマホやパソコンの画面から出るブルーライトの影響が時々話題になってきました。

 

         

 

 

つい最近でもスマートフォンなどから出る青色光「ブルーライト」が、視力に影響するのかどうか、目の細胞に悪影響を与えるとする海外の科学誌の論文を発端に論争が起きています。

日本ではブルーライトをカットする眼鏡などが普及しており、SNSでも反響が広がっているようです。

論文は7月、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載され、これを米ウェブメディアが「画面があなたの眼球の細胞を殺している」などと報じたのですが、これに米眼科学会が強く反応した形です。

8月には「スマホのブルーライトでは失明しない」とのタイトルの見解を学会のサイトに掲載し、論文で示された実験の条件が日常生活では起こりにくいと指摘し、この研究の結果をもとにスマホをやめる理由にはならないとしました。

この学会の見解などを今月、日本のウェブメディアが報道すると国内でも「ブルーライトは危険なのか? 安全なのか?」などと反響が広がり、これを受けて眼科医らでつくるブルーライト研究会(世話人代表・坪田一男慶応大医学部教授)は5日、「ブルーライトの影響は慎重に検討していかなければならない」などとする文書を発表しました。

研究会の担当者は、朝日新聞の取材に対し「(国内の報道は)ブルーライトの安全宣言のような報道になってしまっている」と話しています。

米眼科学会の見解では、「ブルーライトは人間の体内時計に影響することは証明されている」として、寝る前に画面を見る時間を制限することを推奨していますが、ブルーライトをカットする特別な眼鏡は勧めていないようです。

結局のところ、何が正解かはまだハッキリしていない状況ですが、私達が気を付けないといけないのは全ての情報を鵜呑みにしないことだと思います。

これはニキビやニキビ治療についても同様で、特にネットの世界ではある事ない事色々な情報が飛び交っており、当院に受診される患者さんの中にも間違った知識を信じ込んでいる人が少なからずいらっしゃいますガーン

もし、自分で判断するのが難しいようであれば専門機関に相談することをお勧めします!

 

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