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MATSUYA-music プロデュース 「L'Esprit Français à La Seine Musicale /フランスのスピリット 」ラ・セーヌ・ミュージカル劇場


パリ管弦楽団トップソリストメンバーによるパリ公演が好評のうち満席にて大成功を収めました。18名の奏者は独立しながらもハイレベルで息の合ったアンサンブルを奏で、木管五重奏では世界最高峰のフランス音楽の響きに酔いしれました。


ルノーの自動車工場があった跡地に建てられたというパリ西部のセーヌ川のセガン島に位置するラ・セーヌ・ミュージカル劇場。


2017年4月に開館。建築は世界的に活躍する坂茂(ばんしげる)氏らが率いるデザインチームで永田音響設計社が室内音響設計を担当。遮音設計と騒音制御はパリのLamoureux Acoustics社 が行ったそうです。


立ち見席を含めて最大6000人が収容可能な多目的ホール「グランド・セーヌ」と、1150席のクラシック音楽向けホール「オディトリアム」を中心とし、リハーサル室や音楽学校、レストラン、屋上庭園などから成り、延べ面積は3万6000m2(平方メートル)。


木の香りや温もりに音がこだまするような心地よい響きの「オディトリアム」は、まるで自然の中にいるようでした。ガラスと卵形の木架構で包まれており、ホールの内外に木材をふんだんに使用したそうです。


まさに現代の音響技術を駆使して音楽のために特別に設計された素晴らしい音響空間でした!360度ミュージシャンと聴衆との間に非常に近い距離が形成されています。


また宝石のようなドームの外廊の壁には、モザイクタイルが光の当たり方や見る角度によって玉虫のように色が変わるという。船の帆を想像させる可動式の太陽光発電は、総面積約1000m2で、総重量は約120トン、約470枚のパネルが取り付けられています。


ホワイエの日よけを担いながら、レールに設置され、太陽の光を追いながら、「オディトリアム」の周りを自動的に移動します。必要な電力は、太陽光パネルで産生した電力で賄えるそうです。


~パリ管弦楽団 メンバー トップソリストによる 華麗なるフランス音楽の夕べ~

世界最高峰の木管楽器奏者であるフルートのヴァンサン・リュカ、クラリネットのフィリップ・ベロー、ホルンのブノワ・ド・バルソニーなど パリ管をリードする首席奏者など蒼々たるメンバー。世界一流の名手たちを率いるのは、芸術監督のエリック・ピカール(チェロ)。厳選された18名のトップメンバーによるサティーからドビュッシー、フランス映画音楽では「枯葉」や「シェルブールの雨傘」などルグラン他、希少なアンサンブルをお楽しみいただけます。


《坂 茂 / ばん しげる(建築家) 1957年 東京都生まれ》

ニューヨークで建築を学び、東京、パリ、NYに事務所を構える。紙管を使った建築や、木材を使った革新的な構造で知られている。代表作はポンピドゥー・センター・メス、大分県立美術館、ラ・セーヌ・ミュジカル。プリツカー建築賞(2014年)、マザー・テレサ社会正義賞(2017年)、アストゥリアス皇太子賞平和部門(2022年)受賞。現在、芝浦工業大学特別招聘教授。


チケット情報→ https://www.matsuya-music.com

主催: まつや Matsuya-music


撮影/動画制作

中欧撮影音楽コーディネート Japan Media Production

Camera operator and editor: Seiya Krisztián Török




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