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以下書き起こしです
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid989.html
ヤマヒロさんに限らず、復興財源を消費税引き上げで賄いたいって言われたら、日本中の人が不思議に思うんじゃないですか?だって被災者の方々も消費税の増税分を支払うのか?となるわけですよ。玄葉大臣が、いや、やり方はあるとおっしゃってるが、そのやり方って、例えば被災された方が元々の住まいにずっといらっしゃるならまだしも、実際はいろんな所に分散して避難されてる。それから例えばご商売とか旅行もされることが今後あり得るわけで、ということはどこかにいちいち私は被災者だと証明書でも出せっていう意味なのか。もしそれやるんだったら、当然これ役人が太るわけですよ。国税庁や財務省の役人をもっと増やさなきゃいけないということになるわけで、玄葉発言はそういう役人の思惑と絡んでるんじゃないかとやっぱりどうしても考えざるを得なくなってくる。
もうひとつは、長い付き合いの財務省の人に今朝電話で話を聞いたら、本音は2段階なんですよね。つまり復興を仮に2、3年と見て、その間は復興財源として消費税引き上げておいて、そしておそらくは今の消費税が8%ぐらいになってて、やがて復興の目途がついたら、今度はかねてから問題の社会保障の財源にしましょうということに話を持っていくと。すでに8%なってるんだからその時に10%になっても抵抗が少なくなってるだろうと。これが本音なんですよね。要するに菅さんがやっぱり関係してると思います。菅さんは財務省の手の平にいるのはみんなよく分かってる話で。
そういういわば便乗型の増税を考えてるから、財務省の中にいる桜井副大臣が怒ってしまったってことなんですよ。桜井さんは、別にほめるつもりないけど、宮城選出で元々まじめなお医者様なので、はったりを言ったりする人ではないので、こういう地味な大人しい人から話が出てきたってことは、偉い人が言ったっていうよりも注目すべきことだと思います。
(消費税増税については、数カ月ぐらい前からずっとそういう流れを作ろうとする動きがあって、復興に名を借りて、そういう企み、目論見があるんだとしたら許されることではないし、増税の前にやることはあるかないかをきちんと議論してほしい。そういうことをすっ飛ばして与党が党内で先走って、それはやっぱり反対論というか、亀井さんのような発言もありましたが出てきますよ)
当然、じゃあ財源どうするのかという話、出てきますよね。正直僕も考え中ですが、例えば僕自身が税金をたくさん払うっていうのは、もちろんそうしたいです。だから増税が全部いけないって話に国民もなってるんじゃなくて、なぜそれが消費税なのかと、それが一番おかしいじゃないかというのが素朴な疑問だし、それは大事なだと思います
(汚染水の放射性物質の濃度を低くする作業については、フランスのアレバ社の技術を取り入れるということなんですが)
東電や日本政府がこういう現状だから、フランスやアメリカの手を借りると安心だという雰囲気が日本にけっこう広がってて、特に高名な評論家やそういう方々が、フランスやアメリカが入ってくれるからという感じでおっしゃってるでしょ。よく現実を見てほしいと思うんですが、アレバはフランスの国策会社で、国が9割方株を持ってる。アレバの技術を使ってる核技術施設はすでに日本にあるんですよ。それは青森県の六ヶ所村の核燃料サイクル施設、あるいは核燃料の再処理工場なんですが、これフランスの技術を入れたためにずるずるいつまでも稼働できなくて、もう20回近く先延ばしになってですよ。で、元々の費用は7600億円でできるはずが、何と2兆2000億になってるんです、すでに。これ日本国民が知らなくて、国際社会ではほんとに有名な話で、このロベルジョンさん(CEO)も含めて、国際社会ではもうフランスは六ヶ所村を食い物にしてると言ってるわけですよ。
(普通だったら大クレームですよね)
関係者だけクレーム言ってるが、国民や政府からのクレームは聞こえてこないわけですよ。青森でそういうことをやってるフランスに福島でお願いするというのは、国際社会の反応は、へえー、日本はよっぽどお金あるのかなという。
(しかも費用の交渉は後回しにすると)
どれだけ高い請求書が来るのかと。つまり今、「これだけの費用だったらやってくれますね」って契約して仕事するのを、後回しにしてまずやってくれと日本が頼んだことになってますよね。あとから何を請求されても文句言えないじゃないですか。
(善意で言ってくれてるのかと…)←ここのみ村西キャスター
善意じゃありません。フランスの国に善意なんかありません。国際社会にそもそも善意なんかありませんから。
(今そんなこと言ってる場合じゃないって言われたら、普通は安くやってくれると…)
安くやってくれるか、ひょっとしたらボランティアっていう考え方もあるのかもしれないが、とんでもないですよ。それと費用だけじゃなくて、じゃあアレバの技術で本当に例えば高濃度の汚染水の移送、汚染処理が全部できるのか。六ヶ所村の技術を見たら不安と言わざるを得ないので、これアレバがやるからいいよねっていうんじゃなくて、政府も私たち国民も当然監視しなきゃいけない。具体的には、例えば原子力安全・保安院ももう困った存在になってますが、保安院の中には技術者がちゃんといるわけだから、ちゃんと現場に行ってアレバと一緒に見て下さいねと、放射線を怖れて行かないんじゃなくてちゃんと行って下さいねということを、改めて申したいと思います。
山本浩之
「そして、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。えー、このコーナーでも引き続き今日も原発事故関連のお話ということを伺っております」
青山繁晴
「はい。あの、実はさっきのニュースにこれも関係あるんですけれども、あの、皆さんご存知の通り、この発電所から20km、30kmの所は、ま、立ち入り○○は制限されてて、やがてこれが、特に20kmについてはもう入れなくなると。法的に一切、一切でもないですけど、許可を得ない限り入れないってことになってくるんですね。で、実はあの、この番組でお話ししました通り、私は原子力委員会の原子力防護専門部会の専門委員ですから、当然、特にその、避難地域の現状がどうなってるのかを、この目で見て、この手で触ってこなきゃいけないっていう責任をずっと感じておりました。で、警戒区域になる前に入らなきゃいけないと思いまして、実はこれ、ちゃんと許可を得た上で、先週の金曜日、4月15日に入ってまいりました。で、その時に、あの、実は一筋の希望というものも、その端緒というものを掴んだ、気持ちもしております。で、その話を今日のコーナーでいたしたいんですが、でももうひとつですね、この原子力災害については、その、こないだ日曜日に工程表なるものが発表されて、じゃあ少し前に進み出したのか、じゃあ最悪の事態は免れたのかということを、それを知りたいって人も多いと思うんですね。ですからあの、コーナーは今日は2つ柱があって、もう1つの柱について、今も考えなきゃいけない最悪の事態は何なのか、そのキーワードはこれです(フリップ出す)」
山本浩之
「『もはや福島じゃない』」
青山繁晴
「はい。これあの、福島の原子力発電所が安全になったって意味では全くありません。そうじゃない上にですね、これカギカッコ付いてます通りね、カッコ付けてます通り、私の言葉でなくて、非常に重要な人物から出た言葉です。このことをもうひとつの柱として、2つ、今日はコーナーで皆さんと一緒に考えたいと思います」
山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルのあと、青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「ま、最初のキーワードですね、『もはや福島じゃない』と、その言葉は何を意味するのか。えー、さっそく今日も“ニュースDEズバリ”、青山さんの解説お願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。まずは先ほど申した2本の柱のうち、1本目の柱。何を最悪の事態として考えなきゃいけないかっていうことなんですが、ちょっとおどろおどろしい字で書いてあるけど、こうなりますよって話じゃありません。そうじゃなくて、危機管理っていうのは必ず最悪の事態をその時点で、その時点で、正確に掴んでそれに備えるという意味なんで、あくまでも前を向く話です。で、まずは日曜日に発表されたその工程表ってやつですね、ちょっと出していただけますか」
村西利恵
「東京電力が、原発事故の収束に向けた工程表を発表しました」
青山繁晴
「はい。これまあ色々書いてあるし、色々発表したけども、一言で言うと、来年の1月中には、安全な状態にしますと、いうことを言ってるわけですね。で、ところがこれ発表した直後に、政府の中の、しかもこの件の最高責任者のはずの、原子力安全委員会の斑目委員長が、相当困難ですってね(笑)、笑いたくないけど笑ってしまうようなね、一体この政府はいつまでこんなことを続けるのかと思うんですが。従って、この工程表が信用できるのかどうかを、僕いつも言いますが、どんな組織でも必ず良心派の人がいる、この社会、日本社会の救いなんですけど、その人たちにちょっと話を聞いてみました。まずは政府の中の技術系の人です。はい、出して下さい」
村西利恵
「技術系の政府当局者によると、『工程表通りになる?』という質問に、『こんな日数ではできません』」
青山繁晴
「ええ。あの、彼は、まあ東京大学の理科系を出てるんですけれども、普段こういう言い方しないんですよ。普段いくつも前提条件言うんですけど、もうこれはもういきなり、これは電話じゃなくて、実はこの人に会いましたけれども、こんな日数ではできませんと」
村西利恵
「断言された?」
青山繁晴
「ええ。で、でも、あなたは、その、いわば責任者の一角なんだから、この日数って誰が決めたんですかって聞いたら、答えはこうでした」
村西利恵
「『日程は官邸です』」
青山繁晴
「ええ、それは官邸が決めたんですと。それで、この人ね、やっぱり技術系だけあってね、言い方正確で、日程はって言ったんですよ。つまり日程のことを言ってるだけなんですよね。中身について言ってるわけじゃない。で、従ってですね、で、あの、彼はそれ以上あんまり語ろうとしなかったこともあって、じゃあ中身は、誰が、その、主として作っていったのかってことを、今度はこういう人に聞きました。はい、出して下さい」
村西利恵
「情報当局者によると、『工程表は、アメリカ軍とNRC(アメリカの原子力規制委員会)、そして、フランス原子力庁とアレバ社が合同で作成した。日程だけは官邸の指示だ』と」
青山繁晴
「はい。で、あの、僕は常に情報源守らなきゃいけないんですけれども、あの、ギリギリのとこまで申しますとね、あの、さっきのニュースでも言いましたが、今の原子力災害、日本政府が対応しきれてないから、アメリカとフランスがかなりこう手を入れて、それで少し事態は進んでんじゃないかって印象あるでしょ?ということは、政府の中で誰に聞かなきゃいけないかというと、この、アメリカやフランスとずっと話してる人、それはもう何十人もいるわけですけど、その中の良心派を探していくしかないんですよ。で、そのうちと、そのうちの一人だと僕は思ってる人が、このように、その、中身というのは、その、元々、まずNRC、アメリカの核規制委員会ですね、ここも思惑たっぷりの組織です、僕、長年付き合ってきましたけど。それから米軍が協力してますよね。で、これがまず作って、それにフランスの原子力庁とアレバ社、これも一体と言ってもいいですよ、これ国策会社ですからね。つまり、原子炉の中身は、原子炉の中をどうしていくかっていう主の部分はアメリカがやって、それで廃棄物とか汚染水をどうやるかっていうね、その部分をフランスがやって、その中身は元々英文で最終的には出来上がっていって、それを、ま、丸飲みっていう言葉は僕はその、やっぱり使いたくないけれども、えー、それを元にして、出来上がったと。従ってその、東京電力がこうしたいっていう工程表じゃなくて、いわばその、日本は独立国家なのに、米仏が主導して作ったと言わざるを得ないと。えー、この2人だけじゃなくて色んな所で確認をいたしましたけれども、もうこれは僕は間違いないと言わざるを得ないんですよ。で、そうするとですね、今日もうひとつ、えー、こうなると考えなきゃいけないのは、その、フランスははっきり言うと大きな儲けになると思ってるわけじゃないですか。ね。さっきの話で分かっていただいたと思うんですが。それと同時にフランスは、とにかく国家として原子力が最大の産業だから、今、原子力の世界が潰れちゃ困るっていう思惑もあるわけです」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「で、アメリカはどうなんだと。で、僕はあの、いわば間近に見てる部分も含めて言うと、アメリカはトモダチ作戦と言ってますけど、確かにその、同盟国として、いわば日本に親近感感じてやってくれてる、特に現場の兵士たちは。そういう部分もたくさんあるんですよ。そういう面もある。それからその、アメリカの原発はまだ増やすとオバマ大統領は明言してるから、その思惑もある。色々思惑はあるけれども、それにしてもですね、ここまでその、原子炉の中身のことまで関わってくるのはどうしてなのかという疑問がやっぱりありますから、それをさらに聞いていくと、実はこういう答えが返ってきました」
村西利恵
「情報当局者によると、『原子炉を造ったアメリカの企業、GE社は、いまだに原子炉の重要情報をブラックボックス化している』」
青山繁晴
「はい、これはですね、日本が戦争に負けたあと、例えば戦闘機とかね、そういう物について、その、アメリカの造った物を日本が、いわば頂いてライセンス生産してきて、肝心な所は教えてくれない、肝心な所は見せないまま、それブラックボックスって言ってるわけですけど、それがあるのは常識ですが、実は日本の原子炉、特に例えば福島で言うと、福島第一原発で言うと、1号機から5号機までは、GE、これ、ゼネラル・エレクトリック社、世界最大級のコングロマリット、要するに複合産業、電気とか軍事とか原子力とか色んなやってる大きな会社が造った、マーク1というとっても古い原子炉なんですよ。もうあの、日本で実用化して、要するに40年経ってるわけですね。ていうか、あの、福島第一原発の、えー、1号炉はちょうど40年ですよ。で、40年経ってなおですよ、しかも軍事目的じゃないはずなのにブラックボックスがあって、要するにアメリカはそれを未だに見せないと。で、さっき言いましたね、日本政府の中で良心的な人がアメリカ、フランスと色んな連絡だけじゃなくて交渉してるわけですけど、あくまでもこの肝心な所のドキュメンツ、つまりその、文書も見せないそうです」
山本浩之
「えっ、でも事故が起きて1カ月以上経ってますけど、未だにっていうことですか」
青山繁晴
「ええ。40年動かしてきて、プラス事故後に1カ月があって、なお。そして1日に3回も4回も接触してる日本の情報当局者、すごい上の人ですよ、その人にも、いや、これドキュメントはあるって言いながらですよ、それを見せないんだと」
岡安譲
「それは流出が怖いんですか?」
青山繁晴
「流出が怖いという言い方はかなり正しくて、つまりアメリカにとっては、核兵器も原子力利用も基本的に同じなんですよ。つまり原理は同じだから、これは本当は。で、原子爆弾は1億分の1秒っていうね、ものすごい短い間に核分裂を終わらせるから、バーンと爆発するわけですよ。それをずっと安定的に使っていくっていうのが、あー、原子力発電ですから、アメリカは要するに軍事技術の一環としてやっぱり考えてるから、見せたくないわけですよね。で、こういうことを私たちはしっかり考えなきゃいけない上で、そのアメリカが、実は日本政府に対して水面下で、2つ、すごく心配だと言ってることが実はあるんです。それも今日、全部明らかにしたいと思います。1つはこれです」
村西利恵
「アメリカが心配している2つのこと。情報当局者によると、『もし10時間冷却が止まれば原子炉の底が抜ける』」
青山繁晴
「はい、これは何のこと言ってるかというとですよ、皆さんあの、4月10日の夜中を思い出してほしんですが、ま、ずっと余震続いてる中で、中でも大きな余震があった時に、福島第一原発の冷却、50分間止まりましたよね。で、あの、僕も夜中に色んな意味でこうかけずり回ったわけですけれども、東京でですけれどもね。で、しかし、結果的には50分間冷却が止まっても何事も起きずに、ま、はっきり言うと、その分やっぱり、これは時間がかなり解決してくれて、炉の中は冷えてきたんですよ。炉の中や、あるいは使用済み核燃料棒のプールも含めて、ある程度冷えてきた面があって、で、関係者はほっと胸をなで下ろした面はあったんですが、アメリカの見方は全く逆で、あの程度の余震で50分間冷却が止まってしまうならば、じゃあ同じ規模の、3月11日と同じ規模の地震や津波が来たらどうなるんだと」
一同
「うーん」
青山繁晴
「で、実際に最近の例で言うと、スマトラ沖地震の時はですよ、その、マグニチュード9.0を超える、その大地震があったあとの3カ月後に、えー、マグニチュード9に近い、ま、8台ですけど、その大きな地震があったと。それが最近の地球の様子なんだから、次に来た時は、もっと長い時間冷却止まってしまうかもしれない、アメリカのシミュレーションだと10時間止まったら原子炉の底が抜けてしまうと。従ってこれは何を努力しなきゃいけないかというと、さっさと、もうこの番組で何度も言いましたが、外付きの、冷却システム、水が循環できるシステムを早く造らなきゃいけないのに、未だに、右手でそれやりながら左手では元々あったシステムを動かしたいってのにこだわってるから遅れてるってことを、ま、アメリカは気にしてて、ここは僕は気にする理由は確かにあると思います。それでもう1つ、もう1つのアメリカの心配事がこれなんです」
村西利恵
「2つめは、『もはや福島じゃない』」
青山繁晴
「はい。だからこれは、あの、カギカッコってのは実は、アメリカのその、NRCの高級幹部が、これは僕にじゃなくて、日本政府に言った言葉なんですよ、実はですね、日本政府の人に。で、これはさっき言った通り、福島が安全て意味じゃないです。でも、さはさりながら、アメリカ軍の、シーバーフ(CBIRF)っていうね、ちょっと日本語で言いにくいんですが、要するに放射線対策を施した特殊部隊っていうのは、来週もう帰ることになりました。従ってアメリカは、もし大地震がもう一回来たら大変だけども、今の状態で行けば、ま、時間はかかるけれどもだんだん安定していくから、その特殊部隊までは要らなくなったっていう考えなんですよ。しかし、実は日本にはもう1個大きな心配があるじゃないかと彼らは水面下で日本政府に言ってて、それは何かと言うと、福島じゃなくて、これなんです」
村西利恵
「それが中部電力の持つ浜岡原発」
青山繁晴
「はい。で、これ地図にないけど福島この辺ですよね。で、実際、東京には大きな被害、あの、原子力災害から被ってないわけですよ。ところがこれ前から言われてることなんですけど、中部電力の浜岡原発の場合は、ここで何かあったら東京が壊滅すると、風向きから言ってですね。しかもこれちょっと絵、出ますでしょうか」
青山繁晴
「この中部電力の浜岡原発がどういう場所に建ってるかというと、この東海地震、これ関西にも関係あって、ここ南海地震、心配されてますね(紀伊半島の南を指して)、つながったら東南海地震。その東海地震の何と震源域、その真っ只中に実は建ってしまってて、学者の研究報告の中には、ここに断層が複数通ってるっていう見方もあるわけです。そしてもう1つはですね、この、ここの、つまり3月11日の地震で引き起こした太平洋プレートと隣りの、フィリピンプレートが動き出すんじゃないかってことを、世界が心配してて、それをNRCの人はそれを僕にも、ザ・ネクスト・プレートって言ったんですよ。ネクスト・プレートっていうのは次のって意味じゃなくて、隣りのって意味なんですよ。だから、これは、今止めないと、動かしたまま、また大きな地震が来たら、福島第一原発を超えるような被害になるかもしれない。というのは、海に対してはこっちの方が弱いんじゃないかと言われてて、ま、今あの、政府が見直しやってるから、その、新たに防波堤を造るってことになってるんですが、それ2、3年後に出来上がるわけです」
山本浩之
「そうです、そうです。だから、だから、どうしてこれがですね、同時並行で、もう止めましょうっていうね、政府の中でそういう発言がないのかが不思議だし…」
青山繁晴
「公にはないんですが、僕は一昨日会った、その、この件をやってる政府当局者、地位の高い方は、もう止めなきゃいけないですと。しかしどうしても官邸がうんと言わないってことを言ったわけです」
岡安譲
「電力が間に合わないとかそういう理由ですか?」
青山繁晴
「えっと、これはね、これはもし浜岡、今、あの、2つ炉が動いてるんですけど、それを一旦止めるとですよ、その、ま、例えば点検しますって理由で止めたとすると、もう二度と立ち上がれないと。つまり再起動できなくなるだろうと。で、中部電力はこの浜岡しかないから、要するに中部電力は原発全部なくなってしまうと、いうことを1つ心配しててね、ところが経産省の中に聞いてみると、経産省の中には、この中部電力の管内については、浜岡がなくても何とかやっていけるんじゃないかって試算もあるわけですよ。でもね、これは当然、その、今、僕が言った試算も含めて、国民の前に示して、浜岡を止めるべきかどうかは国民の意思にもう問うべきだと思いますよ、中でごちゃごちゃやってるんじゃなくてね」
山本浩之
「いや、当然そうですね」
青山繁晴
「はい。で、それをその、アメリカは心配してて、もうはっきり言いますとアメリカにそんなこと言われたくないけれども、この件は実は私たちが考えなきゃいけないということなんですね。で、その上でですよ、さっき僕は申しました、えー、この話だけしてるとね、やっぱり日本はダメなんじゃないかって話になりますけれども、現地に行くと、実はこういうことを感じました。それはこれです」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『むしろそこにある一筋の光』。このあとは、青山さんが見てこられた福島の現実について、詳しく解説して頂きます」
(いったんCM)
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