凄い発想力
昔パソコンが普及しだした頃のお話です。
ある中小企業の会社にパソコンが導入されました。
そこの社長はやり手で「これから必要となる」と判断したものはすぐに導入し、一歩先を行く人でした。
しかし、いざパソコンを導入しましたが、誰も使い方がわかりません。
しかも、高齢者の多い会社です。
「パソコンの勉強をしろ」と言っても誰もしません。
パソコンが壊れたらどうしよう。
触ったことがないのに、どうやって触ればいいのか。
なんか面倒だなあ。
などなど、当然の結果です。
社員をやる気にさせるには、あなたならどうしますか?
パソコンの先生を雇い、高額な支払をして覚えさせるか。
しかし、ちゃんと話を聞いて意欲がわくのか。
そんなことができる連中ではない。
との結論になりました。
そこで社長が取った行動とは
「よし、全社員。これから毎日パソコンの操作を1時間してもらう。
操作内容はエロサイトをひたすら見ろ。そして動画・写真を手に入れろ」
と言ったのです。
初め抵抗があった社員も
どんどん燃えて行きました。
昼食時は手に入れた写真や動画の自慢話。
さらに火がつく。
家でもパソコンの勉強をしだす人も・・・
するとパソコンに関する色々なものに興味を抱く社員も出てくる。
そして、新しい事業も展開される。
さらに儲かる会社へと発展していったのです。
自分が社長でもこの発想はできないなと感心しました。
前、会社勤めしていたとき、よく社長に「自分だったらどうするか?を考えてから話をしなさい」と何度も言われました。
そうすることで、本当に相手のことを考えて仕事してくれてるのだなーと伝わるとのことでした。
なるほどと思った戦略(花王さん)
数年前に花王さんがカネボウさんを買収したとのニュースが流れました。
当時、カネボウさんは莫大な負債を抱えており、買収したということは、その負債を花王さんが抱え込むということになります。
人の借金を背負うということは、一般人にしたら有り得ないことです。
ですので、ちょっとした騒ぎになりました。
「なぜ、花王は大赤字のカネボウを買収したのか?」話題になりました。
花王さんにとってどんなメリットがあるのか。
もちろん、花王さんは発表しません。
専門家は言いました。
「花王の配当金が高すぎる。その分儲かっているから仕方ないのだが」
ということだったのです。
配当金の利率は8%とします。
借金の利息は3%とします。
すると、儲かっているより、借金している方が花王さんにとって支払いが少ないのです。
カネボウさんの借金を背負って、儲けを減らし、配当金の利率を減らすことによる手取りを増やしたという方法ではないのかと言われております。
「もしドラ」を読んで
「もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
読んだときは感動しました。
さすが130万部売り上げているだけのことはあります。
特に感動したセリフは
「何が正しいかを考え、誰が正しいかを考えない」
こんなことができる人は男前だと思った。
社会人になると、上司の考えが正しいと洗脳されてしまう。
また上司の考えにそむくと大変な状況に陥る。
しかし、究極に迷う選択に出くわした時は
この考えが必要なんだろうと思った。
「誰が正しいのかではなく、何が正しいのか」
大切な言葉である。