産経新聞のWeb面に面白い記事がありました。


【ネットで選ぶ「影響力のある日本人100人」総合ランキング発表】

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100729/trd1007290501003-n1.htm


Ameba、infoseek楽天、ガジェット通信、ニコニコ動画、人力検索はてな、@peps!・Chips、モバゲータウン、MSN産経ニュースといったメジャーサイトが、アンケート調査をして影響力のある日本人を決めた今回の調査。

ネットゆえにユーザーの偏向さは否めませんが、結果が面白いことになっているのでご紹介します。


ランキングは以下のようになっています(敬称略)。

 1位 北野武(映画監督)
 2位 イチロー(野球選手)
 2位 菅直人(総理大臣)
 4位 小沢一郎(衆院議員)
 5位 小泉純一郎(元総理大臣)
 6位 島田紳助(タレント)
 7位 鳩山由紀夫(前総理大臣)
 8位 蓮舫(行政刷新担当大臣)
 9位 東国原英夫(宮崎県知事)
10位 本田圭佑(サッカー選手)
11位 森田一義(タレント)
12位 みのもんた(タレント)
13位 石川遼(ゴルフ選手)
14位 孫正義(ソフトバンク社長)
15位 浅田真央(フィギュアスケート選手)
16位 明石家さんま(タレント)
17位 木村拓哉(タレント)
18位 橋下徹(大阪府知事)
19位 宮崎駿(映画監督)
20位 麻生太郎(元総理大臣)
21位 松本人志(タレント)
22位 池上彰(ジャーナリスト)
23位 石原慎太郎(東京都知事)
24位 嵐(アイドルグループ)
25位 舛添要一(新党改革代表)
26位 浜崎あゆみ(歌手)
27位 中田英寿(元サッカー選手)
28位 小泉進次郎(衆院議員)
29位 亀井静香(国民新党代表)
30位 西村博之(2ちゃんねる開設者)
31位 AKB48(アイドルグループ)
32位 益若つばさ(モデル)
32位 村上春樹(作家)
34位 池田大作(創価学会名誉会長)
35位 所ジョージ(タレント)
36位 福山雅治(歌手)
37位 水樹奈々(声優)
38位 櫻井翔(タレント)
39位 太田光(タレント)
40位 秋元康(プロデューサー)
41位 松井秀喜(野球選手)
42位 松本潤(タレント)
43位 岡田武史(サッカー日本代表監督)
44位 堀江貴文(ライブドア元社長)
45位 豊田章男(トヨタ自動車社長)
46位 和田アキ子(歌手)
47位 前田敦子(タレント)
48位 大野智(タレント)
49位 二宮和也(タレント)
50位 尾田栄一郎(漫画家)
51位 相葉雅紀(タレント)
52位 安室奈美恵(歌手)
53位 木村カエラ(歌手)
54位 沢尻エリカ(タレント)
55位 長嶋茂雄(巨人終身名誉監督)
56位 中村俊輔(サッカー選手)
57位 大島優子(タレント)
58位 柳井正(ファーストリテイリング会長兼社長)
59位 原辰徳(巨人監督)
60位 王貞治(ソフトバンクホークス会長)
61位 西野カナ(歌手)
62位 白川方明(日銀総裁)
63位 EXILE(ヴォーカル&ダンス・ユニット)
64位 渡辺恒雄(読売新聞グループ本社会長)
65位 宮本茂(任天堂専務)
66位 勝間和代(経済評論家)
67位 志村けん(タレント)
68位 松岡修造(元テニスプレーヤー)
69位 北川景子(女優)
70位 やしきたかじん(タレント)
71位 江頭2:50(タレント)
72位 米倉弘昌(日本経団連会長)
73位 宮根誠司(フリーアナウンサー)
74位 安倍晋三(元総理大臣)
75位 鳥山明(漫画家)
76位 庵野秀明(映画監督)
76位 枝野幸男(民主党幹事長)
78位 ZUN(クリエーター)
79位 前原誠司(国土交通大臣)
79位 矢沢永吉(歌手)
81位 上地雄輔(タレント)
82位 テリー伊藤(演出家)
83位 マツコ・デラックス(タレント)
83位 坂本龍一(音楽家)
85位 はるな愛(タレント)
86位 谷垣禎一(自民党総裁)
87位 石破茂(自民党政調会長)
88位 ベッキー(タレント)
89位 SMAP(アイドルグループ)
90位 稲盛和夫(日本航空会長)
91位 市原隼人(俳優)
92位 岩田聡(任天堂社長)
93位 舟山久美子(モデル)
94位 hyde(ミュージシャン)
95位 田中マルクス闘莉王(サッカー選手)
95位 藤原基央(ミュージシャン)
97位 倖田來未(歌手)
97位 渡辺喜美(みんなの党代表)
99位 三木谷浩史(楽天社長)
100位 黒柳徹子(女優)
100位 三橋貴明(作家)

1位はなんとビートたけし氏。

お笑いBIG3の他の明石家さんま氏(16位)やタモリ氏(11位)を抑えて堂々1位とは、さすがは世界の北野、といったところでしょうか。

司会を務めるニュースキャスターやテレビタックルでの歯に衣着せぬ毒舌ぶりは、最後のタブー破りとして期待されているのではないでしょうか(本人はこれでも昔に比べて規制されたとは言っていますが)。


さて、注目したいのは、ランキング上位だからといってブログやツイッターなどをやってネットに対して造詣が深いわけではない、ということです。

ネットに何かしらの関わりを持っている上位者は、首相時代にメルマガを配信した5位の小泉純一郎氏が最高、

ブログやツイッターでは7位の鳩山由紀夫氏が最高。

何かしらの形で、有料配信以外で自ら情報発信している上位者を調べてみたところ


小泉純一郎(ただし首相時代にメルマガという形で)
鳩山由紀夫
蓮舫
東国原英夫
孫正義
舛添要一

浜崎あゆみ
小泉進次郎
西村博之
AKB48
益若つばさ
村上春樹
水樹奈々
櫻井翔(ただしNEWS ZEROコーナー内に放送情報公開という形で)
堀江貴文
前田敦子
木村カエラ
大島優子
西野カナ
勝間和代
志村けん
松岡修造(ただし公式サイト内にて)
北川景子
宮根誠司
安倍晋三(ただし首相時代にメルマガという形で)
枝野幸男
ZUN(クリエーター)
上地雄輔
はるな愛
谷垣禎一
石破茂
ベッキー
市原隼人
舟山久美子
渡辺喜美
三木谷浩史
三橋貴明


と37名しかいないという結果に(もしかしたら見落としもあるかもしれません、藤巻調べ)。

まして、BIG3や和田アキ子氏はテレビでの発言で「ブログやTwitterをやっている人たちの気持ちがよくわからない」と発言しているほどです。

意外にも、ネットに影響を与えるには必ずしもネットに関わる必要はなく、

旧マスメディアでの登場や地位による影響力という旧来からのものが結構大きいようです。


といっても、これからはネット出身の有名人がネットを席巻していくでしょうし、

20年後に同じアンケートを取ってみると、ネットに精通しているか否かという区分けは大分変わってくるのではないでしょうか。


だけど、影響力って何をもって影響しているって答えたんでしょーねー。

ネット論壇で有名な佐々木俊尚氏や東浩紀氏とか、ツイッターで日本でも指折りのフォロワー数を誇る広瀬香美氏もランク外なんですから。

ただ単にネットでの影響力というより、ネットじゃなくても影響している、ということなんじゃないのかなー、という気がして、アンケートに信憑性を完全に持てないなー、と書いているうちに思いました。


【追記】 7/30 00:15

ネットで情報発信をしているランキング上位者に浜崎あゆみ氏を追加しました。

読売新聞が今日の一面に死刑執行されないまま一年経過したと報じた今日、千葉景子法相は2人の死刑を執行し、さらに法相として初めて執行に立ち会ったと報じられました。

(参考)http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100728/crm1007281116007-n1.htm

これまで、死刑廃止派であった千葉法相の論調が一転して、
死刑を執行したのですから、どのような心変わりをしたのか、というのがツイッター上でも話題になりました。

(参考)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100727/plc1007271234009-n1.htm

死刑の是非というのは賛否両論あってここで語り尽くすのは不可能に近いと思うので、後で軽く触れる程度にとどめますが、
気になるのは、いわゆる「国民」の反応の移り変わり、というものです。

時の鳩山法相が死刑を他の法相よりも積極的に執行していたとき、いくらなんでもやりすぎではないか、という意見が立ちました。
とある新聞でもその様を「死に神」と評したことからちょっとした騒動にもなりました。

その一方で、千葉法相のスタンスは死刑廃止。
それによって死刑が執行されないのはごく自然なことです(是非はどうあれ)。
しかしそれに対しても 、「職務放棄するな」「遺族のことを考えろ」といった反応が見られました。

(参考:http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-854.html )←信用に足るソースには成り得ませんが、参考程度に


そして、今日の死刑執行。

その反応はというと、やはり不評のものが目立ちます。

(参考:http://blog.livedoor.jp/ii_iiiiii/archives/51654737.html


何かアクションを起こすと、批判というものはどんなものに関しても付きものではありますが、

アクションを起こせばなんでもダメ、というのはさすがにブレているのではないか、とも思ったりします。

賛成、反対両方ある中で、反対だけなんでもスポット上げれば注目はされても、

オオカミ少年の原理で真実は突き止めにくいものです。


ただ、ここで1つ上のギロンの欠落を挙げるとすれば、

ブレる、ということは同一人物がころころと意見を変える、という解釈になり、

意見を書き込んでいる人が常に同一人物であるならば意見を変えればブレと判断されかねないですが、意見を書き込む人物が匿名である以上そのような判定ができにくい、ということです。

ネット上で様々な考えが飛び込んでいますが、それを闇雲に信じるというのは危ない気がします。

政治に対して注文を付ける以上、自分のスタンスにもそれなりの責任というのはあるべきです。

それを感情論でギロンするとはもっての外です(倫理観とは次元がまた別の話、念のため)。


話を戻しましょう。

今回の死刑執行に関して、千葉法相は、

「内閣府世論調査において、死刑制度を容認する意見が85.6%に上ったことを民意として受け止めている」と語りました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010072800356

これに対して、「何が民意だ」という反発もありました。

僕のツイッター上でも、少し議論があったのですが、

なぜ民意ではないか、というところに疑問を感じました。

内容を聞くと、要するにこの調査の実施状況というのは統計学的に有意でない(恣意的な要素が含まれている可能性がある)ので、信頼できない、ということでした。

ただ、それは言い換えると、もし信頼できるような「民意」に基づけば、同意していた、ということでしょうか?

そもそも、どういう理由であれば死刑執行に納得するのでしょうか?(それとも死刑制度自体になぜ反対なのか?)

この話は、誰が法相をやってもケリがつかない問題だと思っています。

たとえ今でも自民党政権が続いたとしても、死刑執行するのは時間の問題だったと思いますし。

といっても、死刑制度を維持するか、廃止するか、というのは今後決められていくわけで、それを「解決できない」で終わらせてはいけません。

どちらに結論が出ても、納得に力を尽くした上でその反発を「痛み」として進んでいくしかないと思います。

要は、自分が死刑にならぬよう真っ当に生きればいいわけですから(まぁそうはいかないのが世の中というものでもありますが)。


で、ここでふと思うことがあります。

「民意」って何ぞや?

辞書には「国民の意見」とあります。

ではそれをどう測るのか?

世論調査?ネットの反応?それとも??


僕は、意味上と制度上、日本にはそれを測るには2つしかない、と思っています。

それは国勢調査と選挙。

国勢調査を除くほとんどの国に関する調査は抽出調査と言って、

統計学を利用して一部を抽出して調査することで、多少の誤差はあれど参考意見として反映します。

先程の内閣府世論調査が信頼に足りないと指摘されたように、

抽出調査は要領がしっかりしていないと信頼できるかも怪しいのです。

テレビや新聞での世論調査(特に電話調査)も、抽出調査がここ最近低く、調査としてきちんと成立しているかどうか、というのも実は考えてみるべきだとは思うのです。

その点、回収率に課題はあるものの、国勢調査は全数調査、すなわち全員に対して調べます。

予算と制度上、5年に1回とスタンスは長くならざるを得ないですが、

抽出調査よりは信頼できます。

また、選挙は、投票率がどうあれ、それで今後の国政を占うわけですから、

結果が出ればそれが(ある意味残酷にも)民意なのです。

測り方の正しさを検討する余地はあっても、ルール上はこれで決まるわけですから、ある程度従わざるを得ない立場になります。


最後に死刑についてどう思うか?

僕としては死刑制度としては賛成です。

といっても、時期尚早というのが結論。

せっかく、取調べ可視化を進めている中で、それを成立させずに執行してしまうことは、

本当に罪をかぶった、という保証がされないままということも起こりえます。

歴代法相が死刑を執行したことに関して今さら僕が議論してもどうしようもないことですが、

それこそどこぞの党はないですが、先にやるべきことがあったはずです。

特赦をあげない限り死刑はいつかは執行されるのですから、

行為自体には反対しませんが、やはりプロセスは今までどおりで、進展されなかったのは残念なことです。

そもそも、死刑制度という考え方自体性悪説的な考え方で、廃止という性善説的な考え方とは相容れない、この点からもこの論争に終わりがない気がします。


おことわり:今回死刑制度の考えを最後にしたのは、「民意」の考え方について僕の主観を導入して考慮するのはアンフェアじゃないと判断したからです。決して死刑制度の是非に対して否定をするものではありません。

みなさん、電車で移動中の待ち時間ってどう過ごされてますか!?

僕はまちまちで、本読むときもあれば、ぼやっと車窓を眺めたり、寝たり…

就活が本格化したのは1月から。
これまで何回電車に乗ってきたことだろう。

今さら気づいたんだけど、片道の平均乗車時間を30分として、週3ペースで就活しに行くと考えたら、なんと1ヶ月で電車に半日も過ごしていることになる!

そんな生活が7ヶ月続いているから、3.5日も電車に乗っているわけだ。

片道約30分とはいえ、積もると相当の時間になる。

そう考えると、ボーッとしているより、何かしら勉強していた方が身のためになりそうだな。

ESも日経のを出せば第一波は落ち着く。
いよいよ筆記脳に切り換えないとですねえ