ご存知の通り、サッカーワールドカップで日本代表はパラグアイにPK戦の末敗れてしまいました。
駒野選手、非常に惜しいシュートでしたが、これを糧にさらに飛躍してもらいたいです。
さて、その駒野選手に関する話題からひとつ。
パラグアイ戦終了後のTBS系朝番組「みのもんたの朝ズバッ!」で、司会のみのもんた氏が傷心に浸っているであろう駒野選手の両親へのインタビューで、心ない問いかけから両親に謝罪させた、という情報が2ちゃんねるやツイッターで飛び交いました。
それによると、みの氏と駒野選手の両親とこんなかけあいがあったそうです。
みの「お母さん、息子さんPK外しちゃったねえw」
母「残念です」
みの「日本国民みんながっかりしてるよw」
母「大変申し訳ありませんでした」
私も実はパラグアイ戦の後半は寝てしまって結果がわからなくて、たまたま早朝に起きたので朝ズバッ!でダイジェストを観ていたのですが、特にインタビューが始まる前に消してしまいました.
ところが、↑このやりとりは、まったくのデタラメであったのです。
確かに、駒野選手の母親が、
「みんなに申し訳ない(中略)ホンマによくここまで頑張ってくれたと言ってあげるだけです」
と発言したのは事実ですが、これは朝ズバッ!内でのインタビューではなく、マスコミの囲み取材のときに発言したものです。
なのに、それをあたかもみのもんたが誘導したかのように発言させた、という情報が飛び交い、著名人もマスコミの対応を批判する始末。
最近、TBSの報道においてなにかと不祥事がある、という潜在意識がある中で、こうした情報が飛び交うと、「またTBSか」と勝手に判断してしまって信じこんでしまったのが一因なのだと思います。
この騒動についてはこの記事が詳しいです↓
http://www.j-cast.com/2010/07/01070109.html?p=all
時間が経過して、よくよく考えればおかしいな、と思ったのは、普通テレビの騒動があれば(たとえ違反であったとしても)動画サイトでソースとなる瞬間がアップされるのに、その様子が一向になかったということです。
その動画を観て2ちゃんねらーやツイッターユーザーが叩く、というのが騒動があったときのパターンなのですが、それがなかった。
インターネット上だけの情報が、いかに「それだけ」では信頼度に足るメディアには達していない、というのが今回の教訓ではないでしょうか。
多くの人は、「その情報が正しいと仮定して」コメントをつけるわけですが、
それが誤りであるときに仮定を翻して、その騒動が起きる前の状況に信頼値を取り戻すことが果たしてできるでしょうか。
ケースにもよりますが、取り返しの付かないことだって起きるのではないでしょうか。
そうならないためにも、「仮定」というのを消して、情報を発信するならば、インターネットならば画像や動画、音声などのソースがそれを信頼させるための鍵にならざるを得ないでしょう。
新聞やテレビなどの情報が当たり前に流れていますが、この報道の裏には、裏付け取材が泥臭く行われているから信頼できる、ということをインターネットで情報を容易に得ている人は改めて認識する必要があると思います。