去年、飛び込みでやってきた証券会社の新卒営業マンのタムラくん。
タイミングの良さ(これ大事)と元気の良さ、それに実直さを認めて、何度か会っていました。

数年前、ネット株が流行った頃にネット株の本を作っていて、こんなの(パソコンの前に張り付いてのデイトレって)パチンコと同じじゃないかと、株やるなら絶対に対面でと思っていたので、勉強してきたら取引するよと言うと、ノートを作ってきて通い出しました。

で、彼のその頑張りを認めて口座を開いたのが去年の秋の大暴落の直前。お互いの研究結果、ここだと狙った銘柄を、元々尊敬する社長さんの経営する会社なのですが買いまして、この厳しい状況の中、さすが豪腕経営者、値を上げています。素晴らしい。

「ね、タムラさん。いま上司に何を勧めろっていわれてるの?」
「はいっ!実はこれこれこういう低位株の信託がありまして。2003年の時からどれだけ値を上げいるのかっていうリストがこれなんです。」
「へぇ。この会社なんてすごいよね。」
「ですねぇ。でも、社長は信託はお買いになりませんよね・・。」
「でも、あれだよ。タムラさんを低位株だって思って買ってるから(笑)」
「・・・?・・・。あ、あ。はいっ!頑張らせていただきます!」

ということで、以来半年、近隣の会社の飛び込み営業の成果が着々と上がってきて自信もついたのか、いろんな情報を持ち込んでくれるタムラくん。

今朝も電話をかけてきて、

「先日ちょっとお話していた会社ですが、今朝これから訪問することになりまして、社長、もし資料がありましたらボク営業してきますんで。」
「あ、そうなの。じゃお願いますよー。」

ということで、会社案内を渡しておくと、すぐにその会社から電話をかけてきました。
その場でその会社の社長さん自ら、「ぜひ仕事を依頼したいと思っているのでお会いしたい」ということに。

タムラくん、今日のところはストップ高です(笑)