7時朝食、8時-9時半会議。で、合宿から戻ってきました。

結果として、1つ商品共同開発販売が決まり、もう1つのサービス構築は継続検討で時間切れとなりました。
ひとまずスケジュールに載せる計画がまとまったので成果はあったと思います。

一緒に仕事して、飯食って、風呂入って、飲んで、寝て起きて、仕事してと、一晩とはいえ、濃密な時間を一部屋で過ごすような経験は得難いものです。特に今回は6人一部屋だったのでなおさらです。

合宿というとお祭りのようですが、小早川さんと事前に申し合わせたことは、夢だけを語る場にはしない、というもので、お互い若いスタッフをたくさん抱えているのですが、夢やロマン”だけ”で若いスタッフを働かせることは止めようということで合意しています。

労働集約型ビジネスが基本の制作関係の会社には、表向き楽しげな、華々しい未来を約束するような会社を装いながら、単に若者から搾取するだけの会社が結構あります。こういう会社は、気づいたときには時すでに遅しということがありますから、若者の将来を食い散らかす鬼のような会社だと思っています。

当社では、そういった楽しげな会社という演出は一切不要、実績で勝負が萩原との合い言葉で、20代はガムシャラにやれ、30代は実績を作っていけ、としか教えませんが、その方が本人の将来にとっても必ずや良い結果になると信じています。

そもそもどんなに楽しい仕掛けをいくら社員に向かって実践したところで、当の本人が周囲に認められる実績をいつまでも示せないのであれば、楽しいどころか居心地が悪くなるだけですから。

リーダーとしては、究極的には、何をすべきなのかを明確にし、彼らの成長を見守り、励ますことしかできず、非常に歯がゆい思いをするわけですが、そこは「耐える」ことを覚えるしかないようです。