●定例の月例幹部食事会を実施しました。毎度経営会議でいただく「会社が経営できているのは従業員が若くて人件費が安いからに他ならない。売上げを伸ばさなければ10年後、20年後どうなるか考えてみなさい」との先生からの厳しい経営指導を前向きに取り入れる会です。

●どういうことかというと、売上げのばして幹部が気軽にゴーセーな食事を出来るようにならなければ、社員の給料もあがるはずがないとの信念です。そこで、この食事会のルールは一番不景気な報告と古屋に判断された人が会費を持つというもの。2回目ですが早くもルールは浸透しており、今回も該当者ナシで社長持ちとなりました。かなりの金額ですが、まだまだ社長のポケットマネーで対応可能です。次回までネタ仕込みに頑張っていただきたいと思います。



●さて、いろいろと話題はありましたが、今回のキーワードは「自動化」にまとめられそうです。いや、早くもこれは来年の柱の1つにしようと決意しました。何の自動化か?それは組版です。

●いま出版社、印刷会社で組版作業を中国に出すというのは最早当たり前の状況になってきましたが、できないものが2つ。1つは縦組みや複雑なエディトリアルデザインの品質確保。もう1つは価格。これは価格競争には限度があるということで、今回、この価格競争をしないためにも、組版作業の自動化に取り組むことにしました。つまりオフショアなんてもう古いことにするというわけです。

●どの局か忘れましたが中国人を馬鹿にした(と私は思う)ドラマをやってますが、ああいった賃金格差でビジネスを何とかしようとするのではなく、価値創造で真っ向勝負したいと思います。だから安い仕事は中国人にとられるのではなく、そもそもその作業自体をなくしてしまおうと思います。その分、社員はもっと高付加価値な仕事に集中できるようにしたいと思います。