メディア事業開発のために指導をお願いしている顧問から、出版関係の会社としてはラディカルなほうだが、まだまだ会社の体質が古いと指摘されました。

いつも頭の中では新しい人材を獲得することばかり考えていましたが、「古い体質の会社に新しい人が入っても定着しないので無意味」との助言が。なるほど、仰るとおりと、かなりガツンときました。

が、肝心のどの部分が古いのか、言われてもすぐに分かりません。

編集者になって15年、絶えず反骨精神でいたつもりですが、いつの間にか古い体質にどっぷりつかってしまっていたようで、新しい出版だ!と言っていることの実態が伴っていなかったと反省です。

会社を新しい出版の形を実現するメディア会社にするために、会社の改革をさらに進めたいと思います。その改革の方向は、何をやろうとしているのかが誰にでも明確に分かるような実績提示を伴うものに。

来週はメディア事業の定例会議でしたが、急遽事業指導の個別コンサルティングに切り替えてもらいました。

それにしても顧問の先生方の存在はとてもありがたいです。
耳の痛い話ばかりで、ちっとも嬉しい存在ではありませんが、普通社長を叱ってくれる人はいないので、その厳しい直言を聞けるかどうかに事業の成功がかかっていると思っています。