用語解説 上位互換 | めでぃちゃんblog

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お買い得PC周辺機器ショップ「メディアチャンプ」の情報を発信する店長とスタッフがお送りするブログです。

こんにちは、メディアチャンプ商品担当の福田です。

本日も用語解説です。「上位互換」


■意味
SDカードとSDHC, SDXCカードや、USB1.1->2.0->3.0など、後発(上位)の規格が先発(下位)の規格もサポートすることを意味します。「後方互換」とも言うようです。

これがされていないと、新しい規格が出るたびに、PC周辺機器などを買い換えなければならないため、非常に重要です。

例えば、USBメモリなどは、今ですとUSB2.0対応のものが多く、一方でPC側はUSB3.0 をサポートしたモデルが増えましたので、USB3.0 ポートが上位互換をサポートしていないと、USBメモリが使えなくなってしまうので、買い換える必要が出てくるわけです。

では逆の意味で「下位互換」という用語もあるので、ついでに解説してしまうと、先発の規格が後発の規格もサポートすることを意味しますが、これはどちらかと言うと、後発の規格が先発の規格を範囲内に収めることで実現する場合が多く、動作はしても制限が付く場合が多いです。

例えば、USBで言うと、USB3.0 対応機器をUSB1.1 ポートに接続した場合、データの通信自体は可能ですが、転送速度は1.1 速度しか出ませんし、バスパワーの供給も500mA までしか出来ません。


よく、逆の意味で混同されている方が多いようなので、今回解説してみましたがいかがでしたでしょうか?

要するに、ゲーム機などで、最新のゲーム機でも古い世代のソフトが使えるとか、ソフトのバージョンアップでも同じことが言えて、あるソフトで作成したファイルが、そのソフトの最新バージョンに変えても使用できるなど、過去資産が無駄にならないというメリットがあります。


あと、前回の用語解説で1点だけご説明を忘れていたのですが、xxMB →メガバイト:バイトは 8ビットでして、10MB/s = 80Mbps です。


以上、商品担当の福田でした (゚д゚)ノシ