私が真面目に検査を受けに行っていたのにはわけがある。
私の無二の親友が数年前に子宮けいガンになったからである。
彼女の場合はすでにガンとして発見されたため、摘出手術が必要となった。
いろいろな病院に行ったがどこに行っても子宮全摘出と言われ、途方に暮れていた。
が、まだ独身だった彼女は血眼になって病院を探し、レーザーを使ってガンをたたきのめし、子宮を温存する治療PDTを行っている病院を探し当てた。
それが東京・お茶の水の杏雲堂病院だ。
http://www.kyoundo.jp/shinryou_fujinka/index.html
その手術はガンをレーザーで焼き切るものなので、術前にレーザーによく反応させるための薬を点滴する。
そのため術後は光過敏症になってしまうので、病室の光の管理が必要になる。
手術直後は真っ暗。
徐々に明るくしていく。
紫外線だけでなく、蛍光灯の灯かりもNG。
テレビ、PCも手術直後はNG。
朝起きて一番にすることは日焼け止めを全身塗ることから始まる。
病室の外に出る時には用意しておいたお手製の頭巾、手袋をかぶる。
お見舞いに行ったが、そんな姿の人を2~3人見かけた。
手術自体は痛みがないそうだ。故に麻酔もなし。
強いて辛いことを挙げるなら約2時間の手術の間、動けないことだったと言っていた。
ちなみに杏雲堂病院は、このレーザーを使った子宮温存手術を行った日本初の病院だそうだ。
私も杏雲堂病院で手術を受けた。
私の場合は円錐切除術というもの。
異形成部分を円錐形に切除する。
この方法だと妊娠した時に早産になる可能性があるので、これから出産をする可能性がある人にはレーザーのほうが良いということだ。
光の管理など、ややこしいことがあるものの、やはり早期発見だったから子宮を残せたわけで、やっぱり検査は大切なのである。