昨日、「1単位=80kcal」の目安で
カロリーを計算します、というお話しを
したんですが、それはいったい何なんだ
ということで、ちょっと調べてみました。
結論から言うと、
「分かりやすくカロリーを計算する方法」
なんですが、どう分かりやすいのか、
というあたりを紹介しましょう。
「1単位=80kcal」は「食品交換表」というものに
出てくる言葉で、栄養師さんの資格を持っている方なら
全員がその存在を知っていると思います。
ということで、今日は「食品交換表」について。
「食品交換表」は、食べ物が持つ栄養素ごとに
分類されている表です。
①糖質②タンパク質③資質④ビタミン、ミネラル
にプラスして、調味料というふうに分かれています。
さらに、①糖質は、①-1炭水化物①-2果物
②タンパク質は、②-1肉類②-2牛乳、乳製品
となっていて、ぜんぶで6分割+調味料
という表です。
この食品交換表で、表Ⅰから2単位、表Ⅱから2単位
表Ⅲから1単位…というふうに、
どの表からもチョイスしていくと、あ~らビックリ!
バランスのとれた食事ができちゃうんですね~^^
では、「1単位=80kcal」の話なんですけど、
たとえば「ご飯50g=80kcal」という決まり
があります。
ということは、ご飯100gにすると、
それで2単位ということになるんですね。
普通、おとなの茶碗って150~200g
ぐらいなもんですから、そうすると
3~4単位になるわけです。
まあ、ふつうは食べ物の重さをいちいち量ることは
ないでしょうけど、食事管理が必要な方は
ほんとのことを言うと、そうやって管理しないといけない
ということになりますね。
あと、
たとえば卵だったら50g=1単位
魚の切り身60g、牛肉40g=1単位
というふうになります。
これを栄養士さんたちは
覚えているんですね、すごい。