あっという間に時間が過ぎて、もう4月の半ば。2年生はあと1カ月くらいで卒業してしまう。私の友人の多くは2年生なので、彼らがいなくなったら寂しくなる。今日は一日小雨。気温も低く、あまり外出にはむいていない。昨日は午後一杯外出したので、今日は勉強に専念するため、遠出はしないことにした。今学期最も苦労している計量経済学の授業の復習をやっている。

その後、自転車のチェーンが外れてしまったため、近くの自転車屋さんに行ってみた。外れたチェーンを元に戻して、チェーン全体にスプレーをかけてくれた。この自転車は家の車庫で放置されていたため、保存状態が良くないらしい。徹底的に修理するなら90ドルくらいかかるという。結局、今回は難しい修理をしなかったので、修理代はダタだった。日本の自転車屋さんもアメリカの自転車屋さんも、簡単な修理はおまけで無料にしてくれるところは似ていると思った。


今日は久しぶりに3食すべて家で食べた。最近は料理をさぼっていたので、冷蔵庫に食材が余っていた。冷凍してあったエビを使ってパスタを作ってみたら、とっても簡単に作ったのに、意外に上手くできて1人喜んでいた。それから以前から作ろうと思って作っていなかったケーキミックスを使って、バナナブレッドを焼いた。今日はハウスメイトがほとんど不在のため、キッチンを好きなように使えて嬉しい。たまに一日ゆったりと家で過ごすのも良い。



melonpanのブログ


今日は70F(約21C)を超えるとても暑い一日だった。Whitneyがガイドしてくれて、2人で自転車に乗ってAlwifeにあるTrader Joe’sに行った。サイクリングにはちょうど良い距離で、とっても気持ち良かった。帰りにはFresh Pondの周りを少し走って帰ってきた。途中で、水たまりになっている道があったけれど、そのまま自転車で突入。ちょっとアドベンチャーな感じがして、スリリングだった。


その後は、study groupがあるため、Ginn Libraryへ。Intl’ Trade and Investmentの宿題をやった。今回の問題は難しくなく、答え合わせをするという調子ですぐに終わってしまった。宿題は、国の経済発展に応じて、生産するものが異なるというようなテーマであった。Vernonの論文を読んで、その感想を話し合ったのだけれど、なんか私はばかみたいな話をくどくど述べてしまった気がした。他方、私の話に対して、Richardは日本は1960年代にはまだ途上国だったけれど、その後発展したとすっきり話した。今、中国はそのプロセスにいるのだから、もうしばらく時間があれば、(日本のように)先進国(あるいは脱途上国)になると。マレーシアや韓国も発展しているとStepanも言う。それはそうであるが、私はdevelop countriesdeveloping countriesの違いが、GDP per capitaなどで簡単に線引きできるのか、産業の成熟度だけで判断できるのか、Vernonの論文でいうStage 1の国がdeveloped countriesというのか、という点に疑問を感じる。しかしその点について上手く説明できなかったし、自分の中でも意見が固まっていなかった。今から振り返ると、きっとRichardの米国の視点から見た発展論に自分は違和感を感じたんだと思う。


夜、イギリスにいる友人のブログをチェック。なんだか色々と頑張ってるみたい。

それに比べて私は頑張れてるのかなあ。人間関係については、自分が傷つくことばかり恐れて行動している感じ。勉強を第一に、という気持ちもあるから、人間関係で疲れて勉強をおろそかにしたくない。だけども、やはり人間関係あっての勉強という気持ちもある・・・


最近、今更ながら深く実感したのは、皆つらいことがあるのだから、自分ばっかりそれを表に出しても仕方ないということ。例えば、アメリカではやっぱりアジア人はマイノリティ扱いされることがあるとか、自分は英語ができなくてつらいとか、そういうことは自明のことだと思う。ヨーロッパからきた学生は、アメリカに慣れることにそれほど苦労していなさそう、アメリカ人は留学生よりも自由な時間が圧倒的にある、ということも自明であり、これ以上、これらのことについて話をしても仕方がないのかもしれない。けれども、そう思った時、どうやって気持ちを立て直せばいいのかが難しい。




すっかりブログの更新を怠ってしまったが、今年最初の記事は歴史の重要性について書きたい。

「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」(加藤陽子著、朝日出版社)は、日清戦争(18941895年)から太平洋戦争(19411945年)における日本の政治、外交を解説している、とてもおもしろい本であった。これまで高校の日本史、世界史では勉強しなかった内容や、見方がたくさんでている。様々な書物や研究者の引用を積み上げて解説されているため、筆者自身の見方だけではなく、より複眼的な視点で各時代が描かれている。正直なところ、私はこれまで日本史にはあまり関心を持っていなかったが、この本は、私のような人間でも興味深く読める本である。

この本を読もうと思ったことには、きっかけがある。昨年、韓国人の同級生と夜ご飯を食べに行ったことがある。彼が、日本の韓国に対する歴史問題について話出したのである。「日本が第2次世界大戦中に行ったことを、知っているのか?」「ドイツのナチスがユダヤ人に対して行ったことと同じことを、日本は韓国人に行った。これについて、知っているのか?」という質問があったのだ。この質問に関して、どのように答えたら良いものか、私は正直困ってしまった。その場では、わからないという回答はできなかったが、それ以来、日本、韓国、中国の近現代史について、気になっていた。東京大学文学部教授である加藤先生の本は、私の気になっていたことを解決するのに、大きな足掛かりとなった。とはいえ、本1冊を読んだところで、歴史に対する知識が十分に深まったとは言えない。現在の日本に至った過去の歴史、経緯は、これからも勉強したいと思った。

他方、「歴史」の重要性について、偶然耳にする機会が重なった。1人は国際協力機構(JICA)の理事長を務めている緒方貞子さん、そしてもう1人は外交問題評議会(CFR)のVisitingフェローを務めているバーガーソン氏である(CFRは、日本ではForeign Affairs(フォーリン・アフェアーズ)という雑誌を刊行していることで知られているかもしれない)。緒方さんが博士を取得したカリフォルニア大学のテレビ番組 に出演した時、歴史を知っていることが、自分の仕事を続けている上で大きな糧になると話しておられた。また、先日NYにある外交問題評議会(CFR)を訪ねた時、私の学校の卒業生であるバーガーソンさんから話を聞く機会があったのですが、その際にも、まず学生にとって重要なことは歴史を知ることだと指摘されていた。しかしながら歴史を知っている人は多くないとのこと。

歴史を知ることは、自分を含めた将来の方向性、物事に対する見方、perspectiveを養う上で、重要だと私自身も実感している。大学院は、専門的な知識を詰め込むことに傾きがちであるが、歴史のように大局的な物の見方を養うことにも時間を費やしたいと思った。