長女が幼稚園の七夕で、3回連続、ペットを飼いたい、と書いてきた。

それをうけ、ある日ふと、(この子が今いなくなったら、わたしは、ペットを買わなかったことを一生後悔する)と思った。


そして、ペットショップに行き、店員さんの、「この子達は、私たちが帰ってしまったら、この子達だけで、夜を過ごすんです。」という言葉に、胸がひどく痛み、ついに、1匹のチワワを迎える決心をした。


しかし。産まれてこの方、犬を飼ったことがない我々。雑誌や動画で生態を調べたり、病院の先生、犬の保険会社の方、犬飼い主先輩にあれこれと疑問点を聞いてみたり、とにかく、必死に、馴染もうとした。


だけど。

犬が突拍子もなく吠えるたびに、わたしは、自分が責められているような気がした。

犬が、子供達の落としたおもちゃをすかさず加えて、逃げ回り、捕まえられないで、無性に腹がたって、大声でどなりつけたり。


犬との生活は、苦痛でしかなかった。


しかしそれは、本来、犬が飼いたくてしょうがなかった主人も、同じだったことが、しつけをしていた際の、必死におさえているけど、身体中から溢れる、怒りを感じてわかった。


そのときに。

初めて、主人に向けて読んだ、一冊の絵本。


読み終わった後、明らかに、主人の心に、あたたかさが戻った感覚があった。


今でも、犬との生活で、うまくいかないこともある。だけど。


犬と暮らしたからこそ、知り合えた方々。

湧き出た感情。

そして、犬と散歩をすることで見える、今までは

気がつかない視点。


この絵本に出逢えたから、良い面にも、気がつくことができた。本当に、感謝している。


我が家に来てくれて、ありがとう。