旅・商業・泥棒の神 ヘルメス | ギリシア神話+雑学 独り言~オリュンポスにて~

旅・商業・泥棒の神 ヘルメス

ヘルメス     

ヘルメスは旅・商業・泥棒の守護神。(泥棒以外にも詐欺師などの頭を使った犯罪が入る。だが、暴力的なものは含まれない)
母はマイア(ティタン神族のアトラスの娘)、父はゼウス。

頭が良い(ずるがしこいと言った方がよいかも)
羽のついたペタソス(つば広のもの)という帽子をかぶっていて、黄金で出来た『牛を自由に操れる棒』を持っている。その棒はケリュケイオンと呼ばれる。(ラテン語ではカドゥケウス)また、足は羽の生えたくつを履いている。

ゼウスなどの神々にとってはおつかい役である。特にゼウスは浮気相手に手紙を送ったりするときにお世話になっている。また、冥界にも行き来できる能力をもっている。

 ペタソス
         ↑ペタソス

ケリュケイオンとは(Wikepedia)