太古のホピ族の予言はこのように示している…「青い星のカチーナが天空に現れる時、5番目の世界が出現するだろう」。これは浄化の日となる。シリウスの名をとって命名されたホピとは、青い星のカチーナである。サクワソフ(Saquasohuh-青い星)のカチーナが広場で踊り、そのマスクを外す時にそれはやって来る。
非常に沢山の先住民族(ネイティブ・アメリカン)は他の惑星から来ています。ホビ族はプレアデス星人の子孫だそうです。詳細はアンドロメダ評議会 FAQ 公式ページ
「ライトワーカー・マイク」サイトより抜擢
「ネイティブアメリカン・ホピ族の神話世界」~
http://sedona10silvermoon.web.fc2.com/hopi.html
ホピの神話(世界創造)
最初の宇宙はトクペラ(無限宇宙)であった。この無限宇宙には初めは創造主タイオワしかいなかった。始まりもなく,終わりもなく、時も空間もなく、形も生命もなかった。このような全くの無の宇宙にタイオワは初めて有限を生み出した。それが創造主の甥(神話によっては息子とされている場合もあり)となるソツクナングという神であった。
<第1の世界>
赤・黄・白・黒の肌の色の人々がいる美しい世界で、(インディアン・黄色人種・白人・黒人を差します。) それぞれに言葉は違っても、彼らはテレパシーで話す事もでき、また鳥や獣もまた同様で、人も獣も一つのように感じていた。ところが、ある日、彼らを甘い言葉で惑わすものが現れ、いつしか、創造主を敬う事を忘れて言った人々によって、お互いに憎しみ合い、疑い、いつしか戦うようになると、すでに平和は消え去り、この世をリセットすべく・・創造主によって、火によって滅ぼされてしまった。(火山の大噴火) (まるで、旧約聖書にあるエデンの園を思わせるんですが・・。)
<第2の世界>
わずかに生き残った人々は、創造主によって広大な陸地を与えられ、以前の世界とは一変していたために、彼らは、かっての悪しき世界については何も思い出すことがなかった。
しかし、その場所は、以前よりは必死で働かなければならない世界(土地)だった。
その場所は、自然の幸に恵まれてなく、動物たちも離れてしまったために、人は自ら仕事に励み手で物を作り、食料を集め、家を建てねばならなかった。
しかし人々は、勤勉に働く事を学び、急速に増えて地の四隅に広がり地球の裏側にまで広がっていった。
「第2の世界」では、頭頂の中枢がまだ開いていたので互いの心の中を見ては話すことができた。(つまり、人々は、第3の目が開いていて、テレパシーを使えたという事でしょう。)次第に村が出来、その間を結ぶ道路もでき、交易が始まり、互いに物を売買するようになっていった。交易が盛んになり、得れば得るほどますます物を欲しくなりだし、創造主への賛美は忘れ、人々の心は、売り買いし蓄えた物に対しての賛美に変わってしまった。その結果、人々は争い始め、村同士の戦いが始まった。創造主は再び、リセットすべく世界を滅ぼすことを決めた。
地球が地軸のバランスを失い、回転が狂って二度も引っくり返り、山々は大音響とともに海になだれ込み、海と湖は陸に覆いかぶさった。そして、冷たい生命なき空間を巡る間に、世界は厚い氷に閉ざされた。(氷河時代)
わずかな人々だけが、精霊のキバ(蟻人間と呼ばれている。)に従って、地底に逃れ、幸せに暮らせることができた。
<第3の世界>
「第2の世界」を形成している元素のすべては、長いこと生命のない氷の中に閉ざされたままであった。 (氷河期)
しかし地底では、人々が精霊の蟻人間と共に幸せに暮らしていた。やがて、創造主、ソツクナングは、「第3の世界」の創造を開始した。惑星はふたたび回転し始め、地球は地軸の周囲をなめらかに回転し宇宙の軌道に乗ると、氷はまた溶け始めて世界は温暖になった。ソツクナングは、大地と海を整え、山々と平原に樹木を生い茂らせ、あらゆる形の生命を生んだ。
こうして地球に人間が住める頃になると、「第3の世界」では、ふたたび人類は増え広がり、生命の道を歩みはじめた。この「第3の世界」では、かなりの人口が増え、人々は大都市や国々、大文明を築くまでに急速に発展した。しかし、このことが、また破滅へと向かわせてしまう。
あまりに多くの人々が生産力を邪悪な方法で使い始め、創造の計画に従い、タイオワとソツクナングに讃美の歌を送ることを忘れていったのだ。わずかな、知恵ある人々は創造主への讃歌をいっそう声高にうたいつづけたが、多くの人々は、すでに創造主を忘れていった。彼らは、弓族の指導のもと、創造の力を邪悪で破壊的な方向に向け、ある人々は空飛ぶ楯(パツボタ)と呼ばれる超高速の航空機を作った。これに乗って沢山の人々が他の都市を攻撃し始めたが、この乗り物はどこから来たのか分からないほどの速さでまた帰ってきた。
「第3の世界」も、かつてと同様に腐敗し、侵略戦争の場と化した。(飛行機まであったとは・・かなり高度な文明だったはず。この第3の世界は、アトランティスやムー大陸ではないかと説があります。)
ソツクナングは、精霊のクモ女のところに来てこう告げた。
「今回は、最後まで待つ必要はない。今すぐ手を打たないと讃歌を歌い続けている人々まで汚されてしまうだろう」そのため、もはや地底の蟻塚まで逃げ延びる時間がなかった。そこでソツクナングはクモ女に命じて葦の木を切ってその中の空間に人々を入れ、少量の水と食料を詰めて封印した。(ここらへんは、旧約聖書にある話、一部の正しき人々が、ノアの箱舟で難を逃れたって、エピソードと非常に似てます。)
ソツクナングが地上の水の力を解くと、山々より高い大波が陸地を襲い、陸という陸は破壊され海中に沈んだ。こうして神を信じる少数の人々は葦の船の中にかくまわれ、大洪水の中を漂い、長い間、彼らは海の上を漂い続けた。
人々は昼も夜も必死に筏を漕ぎ、やや北寄りの東へと進んだ。ついに彼らは陸をみつけた。海から高くそそり立ち、見渡す限り北と南に広がっている。 「大いなる力強い陸だ」と彼らの内なる知恵は告げた。
そこが、ソツクナングから与えられた「第4の世界」だった。その地で、人々は創造主がこの「第4の世界」を守るために選んだ、精霊「マサウ」に出会い、そのマサウの指示の下、いくつかの集団に分かれて移民を始めることになった。
「別れる前に、いっておかなけれぱならないことがある」、ソツクナングは「第4の世界」の岸辺に立っている人々に向かっていった。
「この第4の世界の名はツワカキ、つまり完全な世界である。その理由はいずれわかるだろう。かつての世界ほど美しくも、楽でもない。高いところや低いところ、熱と寒さ、美しいところや荒れたところがある。あなた方に選びとれるすべてのものがここにある。
あなた方が何を選ぶかが、創造の計画を今度こそ遂行できるか、あるいはいつの日かふたたび世界を滅ぼすかを決定するのだ。さあ、あなた方は分かれて違った道を進み、地のすべてを創造主のために所有せよ。あなた方のどの集団も星の明かりに従うように。星が停止した場所があなた方の定住する場所である。 行きなさい。あなた方は善霊から助けを得るために、頭頂の扉を開けたままにして、わたしが語ったことをいつも覚えておくようにしなさい」
「また会おう」と彼らは呼び掛け合って、それぞれの定められた地に向かって分かれていった。こうして人類の「第4の世界」、つまり現代文明は始まった。
・・・これがホピの神話の「創造神話」であり、過去を記す歴史書の一部始終です。
真っ黒だった
未来の歴史―すべては霊界に印(シール)せられている
ホピ族は、アメリカ南西部の四州にまたがる不毛の砂漠地帯、フォー・コーナーズにそびえ立つ3つの高台に住む少数民族である。彼らほど有名なインディアンはいない。人口は1万人足らず。雨も滅多に降らず、岩石質で樹木もほとんどないこの高台(ブラック・メサ)は、ホピ族にとっては世界の中心であり、最も神聖な場所である。それは、彼らが最初にこの世界に現れたときに、世界の守護神マサウウから、世界が終わるときまで清く保っておくように委ねられた場所なのだ。
ホピ・スポークスマンとして世界的に名が知られるトマス・バニヤッカによれば、大陸渡来前のことまで含めれば、彼らの歴史は約5万年の長きにわたるという。5万年の歴史を今に伝える種族など、他にいるだろうか。彼らはさらに、「未来」の歴史までも岩に刻み、あるいは代々語り継いできた。
予言という言葉を使わず「未来の歴史」と書いたのは、ホピにとって未来は過去と同じく創造主によって定められた道筋だからである。チペワ族の有名な指導者サン・ベアーの言葉を借りれば、「すべては霊界に印(シール)せられている」。人間に変えられるのは「度合い」と時期の遅い早いくらいであって、起こるべきことが未来に起こるというのである。
現世界終末の前兆―灰のつまったヒョウタンが空から落ちた時
ホピの予言は、ここ20年ばかりの間に世界の注目を集め始めた。広島と長崎への原爆投下が、彼らの予言の中に記録されていたという話は有名だ。
むろん、「原爆」という言葉がホピの用語の中にあったわけではない。「ヒロシマ」、「ナガサキ」といった言葉が予言に記されていたのでもない。「灰のつまったヒョウタン」がいつか発明されて、それが空から落ちたとき、海は煮え立ち、陸は焼け尽くされ、長いこと生命が育たなくなる。そう予告されていただけである。実際に原爆が開発されるまで、その意味するところを知る者はだれもいなかったのだ。
ホピにとって、これらの「予言」はむしろ「前兆」だった。それは、われわれが生きている「第四番目」の世界が終わり、次の「第五番目」の新世界が出現するときに起こるという「大浄めの日」の前兆なのである。
現世界終末“九つの前兆”―最後の前兆は天の住居が完成した時
ホピは自分たちのもつ歴史と予言によって、第四世界も今や終わりに近づいていることを知っている。かつての三つの世界は、いずれも創造主の掟を忘れ、人類が物質主義、利己主義に陥ったことによって自滅した。そして、今の第四世界もまた、かつての世界と同じ末期症状を呈している。
われわれの地球がふたたび浄められる日が遠くないことを知った彼らは、それまで秘密にされてきた予言と創造主の教えをあかるみに出し、世界に対して最後の警告者の役目を自ら担うことになった。第四世界の浄めの日の前兆について、彼らは幾つもの興味深い予言を提示している。
フェザーという名のホピの長老はこういった。「第四の世界はまもなく終わり、第五の世界が始まるだろう。どこの長老も知っていることだ。その前兆は長年の間に成就してきた。もう、ほとんど残されていない」。
老人は全部で九つの前兆を話した。その第一は、白い肌の者たちが大陸にやってきて、雷で敵を打つというもの。これは銃を下げた白人のことだった。二番目の前兆は、「声で一杯になった木の糸車の到来」。これは白人の幌馬車隊だった。第三は、「バッファローに似ているが、角の長く大きい獣」の登場。これは、白人が連れてきた牛だった。第四の兆しは「鉄の蛇が平原を通る」というものだったが、鉄道が大陸を横断したときにこの予言は成就した。五番目の兆しとして老人が挙げたのは「巨大な蜘蛛の巣が地上をおおう」というものである。やがて電線がアメリカ全土を蜘蛛の巣状におおった。「大地に石の川が交差する」という第六の前兆は、ハイウェーが建設されるに及んで成就した。
老人は、次に、未来の予言として三つ列挙した。第七の前兆は「海が黒く変色して、それによって沢山の生物が死ぬ」というもの。第八の前兆は「ロングヘアーの若者が部族国家に加わり、インディアンの生き方と知恵を学ぶ」というものだ。そして、最後の九番目の兆しはこうである。「あなたは天の住居のことを耳にするだろう。それは大音響とともに落ちてくる。それは青い星のようにみえるだろう。これが落ちてまもなく、わが民の儀式は終わるのじゃ」。
第七の予言は、70年代初頭に世界各地で頻発した大規模な石油流出事故。これによって海洋は黒く汚染され、多くの生物が死んだ。そして、第八の予言は70年代中頃に若者の間で盛んになったヒッピー文化である。
残る第九番目の前兆について、現在のホピ族の多くは、アメリカの宇宙計画に関係したものととらえているようだ。
有名なテトン・スー族の首長クレイジー・ホースの最後のヴィジョン
彼は同胞が魂の暗闘と貧困に追い込まれるのを見た。そのかたわらで、白い人間たちが物質的に豊かに暮らしている。しかし、最も暗い時代にも、曙の光と大地の知恵を瞳に宿している同胞がわずかながら残っていて、それを子孫の一部に伝えていった。彼は、自動車と飛行機が現れるのを見た。そして底なしの闇を二度にわたって見た。二度の世界大戦で何百万もの人々が死んだときの、悲鳴と爆発を聞いた。
しかし、二度目の大戦が終わったあと、同胞に目覚めの時が訪れるのを彼は見た。いっせいに目覚めるわけではなく、ちらほらと目覚める者が現れ、その数が少しずつ増えていく。そして、まだこの地上にいながらにして、同胞たちが聖なる木の下で霊界の美しい光を浴びて踊っているのを彼は見た。
しかもなんと、木の下で踊っているのはあらゆる民の代表ではないか。すべての民族がいまでは兄弟になっているのだ。こうして彼はさとった。世界はまた新しくなり、彼の同胞だけでなく、世界中のあらゆる民が平和に、調和して生きる時代が来るのだと。
ホピ 宇宙からの予言
ルドルフ・カイザー・著 林 陽・解説 徳間書店 1995年刊