予約していた本が届きました。

 
 
一気に読んで、簡単に感想を。
 
細かい話をすると、中身がバレちゃうので、、簡単にね。
 
とにかくオススメです。
 
子育てに奔走する保護者、仕事が忙しい教育関係者にとって、この本は間違いなく今後の第一選択になります。
 
 
 
ギフテッド系の本といえば、自分のインスタをふりかえってみると。
 
 
 
 
などがありました。
興味がある方には既にご存知の本ですが、今回の本『ギフテッドの個性を知り伸ばす方法』はこれらよりも簡単に記載されていて、『読みやすい』です。
 
より一般向きです。
しかし、ソース(文献)もちゃんと提示されているので、これから読んだら良いのではないかな?と思いました。
 
そういう意味でとても良い本です。
 
私自身は精神科医ですが、上記3冊は医学、精神医学のバックグラウンドがあっても、『さらっと読める一般書』では全くありません。
 
 
 
WISCの記載はさらっとしています。ですから、よりWISCについては知りたい方は、

 

この二つがオススメです。

難点は、前者にはギフテッドの記載はほぼありません。IQの平均よりも凹があるケースについての解釈についてはそこそこ書いてあります。あと、WISC全般の意味と解釈。

 

後者はギフテッドについて1chapterくらい割いてますが、残りの9割はギフテッドとは関係ありません。あと、5000円くらいするのが、、笑。

 

『ギフテッドの個性を知り伸ばす方法』の中でIQの凹凸(本では凸□〈長方形〉と表現されていました)についての解説はわかりやすかったです。

 

私は今まで子どものことを周りや先生に説明する時に、『おもちゃの車に本物のエンジン載せている』と説明していたのですが、飛行機を例に似たような解説をしていました。

 

WISCの中でも、ギフテッドはワーキングメモリや処理速度が平均で、言語理解と知覚推理が凸ということがあるのですが、その点にも言及されています。(さらっと)

 

ワーキングメモリーってなんやねん?という方は

 

 

 

 

このうち、2番目と3番目はあまりオススメしません。学術的すぎて、一般向きではありません。

 

『ギフテッドの個性を知り伸ばす方法』では、当事者の話、それから私もメンバーであるギフテッド応援隊の話も出てきます。ギフテッド児を育てていく大変さ、学校への理解を求めていくための方法など、かなり具体的に書かれています。

 

更に知りたい方は英語ですが

 

 

この辺りもいいかな。特に後者の本は読書が好きなギフテッドを育てている親にはとても良い本だと思います。これ系の日本語版があると良いですねー。(私は図書館に通い詰める日々です。)

 

 

結論としては、

『ギフテッドの個性を知り伸ばす方法』一冊でかなりわかります。そして、読みやすいです。ご検討さらでおられる方は是非ご購入してみてください。