夏の散歩は美術館巡りが涼しくていいですネ・・・
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写真1(↓):新宿の損保美術館(高層ビルの手前の窓のない建物)
写真2(↓):損保美術館の入り口(7月19日)
写真3(↓):開催中のロートレック展のポスター
このポスターのモデルは、フレンチカンカン・ダンサーのジャヌ・アヴリルです・・・
写真4(↓):シャンゼリゼの「ジャルダン・ド・パリ」のポスター(1893年)
主演のジャヌ・アヴリルが描かれています・・・
ロートレックはジャヌ・アヴリルに魅了され、幾度となく彼女を描き、彼女の名声を高める役割を果たしました・・・
ジャヌ・アヴリル は伯爵令嬢として、パリのベルヴィル地区で生まれた。
しかし、父のルイジ・ディ・フォント伯爵にはネグレクトされ、アルコール中毒の母からは虐待を受けた。
耐えきれなくなったジャヌは家出し、官憲に捕まえられた際、おびえて闘争的な態度をとったため、正気でないとみなされ、サルペトリエール病院に強制入院となった。
幸いなことに、そこには「ヒステリー」を専門とするジャン=マルタン・シャルコー医師がいた(フロイト、ジャネもここで神経症を学んだ)。
シャルコー医師の治療により平静を取り戻したジャヌは、病院従業員の前で社交ダンスを披露し、皆が魅了された。
16歳でパリの町に釈放されると、昼間はどんな職でも厭わずに働き、夜はクラブダンサーとして踊った。
1889年にはキャバレームーランルージュにデビュー、1893にはシャンゼリゼの有名なカフェ・コンセールのジャルダン・ド・パリで主役を務めた。
ムーラン・ルージュの常連だったロートレックも彼女に魅了され、上記のポスターを描くことになったようです・・・
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続く・・・
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