寒山百得の中にはマラソン・ゴールの絵が2枚あります・・・ランニングランニング

 

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写真1(↓):1枚目のマラソン・ゴールの絵(下方の数字はマラソン距離の42.195km)

 

 

どこに寒山拾得がいるのかわかりにくいですが、ゴールテープがトイレットペーパーになっていること、一位でゴールしたランナーが首に便座をかけていることから、トップランナーが寒山であると思われます。

 

横尾画伯は、寒山拾得100枚計画をマラソンに見立て、こんな晴れやかなゴールを想像していたのかもしれない。

 

画伯はNHKテレビのインタビューの中で、自分は絵を描いている時は何も考えず、全身で描く、画家はアスリートみたいなものだよ、と語っておられましたから・・・カラーパレットランニング

 

写真2(↓):2枚目のマラソン・ゴールの絵

 

 

ヘトヘトになってゴールインするマラソンランナーたちには死相さえ漂い、初期のゴールインの絵とは異なり、便座も、トイレットペーパーも見当たりません・・・滝汗

 

写真3(↓):ゴールを熱烈歓迎する観衆

 

 

この人たちにもどことなく死相が現れているところをみると、ゴールラインは三途の川で、すでに川を渡った人たちが歓迎しているのかもしれない・・・ゲッソリ

 

そこで、この絵はある種の来迎図かもしれないと思った次第です・・・お願い

 

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最終回に続く・・・走る人走る人

 

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