私が韓国ドラマを見ていて、「おやっ?」と思ったのは、
人を 肩書きで呼ぶことです。
○○会長様、○○社長様、○○課長様、○○室長様や
○○先生様、○○看護師、○○技士様、○○記者様など
仕事関係のことでの役職タイトル肩書ならば、
もちろん納得できますが、、、
自宅の部屋で、妻が夫に対して、恋人に対して
肩書きで 呼んでいます。
それは、歴史物でも現代ドラマでも同じで、
奥さん や 恋人が、テガム、ヨンガム、ナウリ、
会長、課長、室長、アジョシ・・・
夫が妻にプイン(夫人)などと呼んでいます。
「美しき日々」というドラマで、
ヨンス(チェ・ジウ)が、ミンチョル(イ・ビョンホン)に対して
二人きりで、外泊した海辺の安宿の狭い部屋における
夜のシーンで、「室長・・・」と呼ぶのには、ちょっと・・・
そこに行くほど、親しい仲に発展しているのに、
なぜ会社の肩書きで呼ぶのかな?と困惑しました。
「黄金の新婦」というドラマでは、
仲の良い夫婦の寝室のベッドにて
妻ジンジュ(イ・ヨンア)が夫ジュヌ(ソン・チャンウィ)に対して
「アジョシ(おじさん)」などと呼んでいました
それも、ふざけていたずらで呼ぶとかじゃなく、
真剣に愛をこめてですよ 何故
せめて、オッパ(お兄さん)と呼んで欲しいと歯噛みしました。
「ソル薬局の息子たち」というドラマでは、
スジン(パク・ソニョン)のことを
ソン家の お母さんやお父さんお爺さんなどが、
「マリ・コモ (マリのおばさん)」 と呼んでいました。
普通に スジン ッシ (スジンさん)って呼ばないのかな?
夫婦の間でも、タンシン、ヨボ(あなた)と呼ぶ時もあれば、
○○アッパ、○○オンマ(○○のお父さん、○○のお母さん)
↑の○○には、自分たちの第1子の名前が入ります。
「エデンの東」の場合でも
お母さんが亡くなった夫に対しても、
名前や あなたと呼ばずに、
ドンチョル アボジ (ドンチョルのお父さん)と呼んでいました。
あ、でも、喧嘩の時とか、何か意見を強く言う相手に対し、
特別に強く呼びかけるときは、自分の兄弟や子供にまで、
苗字つきのフルネームで呼んだりします。
それは、あくまでも緊急事態の時に限定されています。
ということで、やはり韓国の人は、肩書きなどを使って
遠まわしに人を呼ぶのが好きなのでしょう。
( ̄▽+ ̄*)