尾道市の9月定例議会の本会議が25日開かれ、来年4月に市民病院併設の夜間救急診療所(新高山)を市福祉センター(門田町)に仮移転するための特別会計補正予算について、原案から7700万円削減するとした民生委員会の修正案から一転し、原案通り8千万円を計上することで可決した。
本会議では平谷祐宏市長が「内科医不足が深刻。時間短縮と夜間救急診療所の独立が早急に必要だ」と、原案への同意を求めた。議会からは「分離後の見通しがないのに仮設を作るのは予算のムダ」「(市民病院に)併設だから安心感がある」と疑問の声があったが、「医療施設の充実は医師確保につながる」「5年、10年後の医療を守るためには必要な決断」との意見も多く賛成多数で可決した。
市は8月、医師の負担軽減と2次救急との役割分担を明確にすることを目的に、夜間救急診療所の分離を発表していた。
同市議会は総額約4億9400万円の本年度一般会計補正予算案など22議案を可決し、閉会した。
(この記事は広島(産経新聞)から引用させて頂きました)