「救命の絆」世界一のまちへ応急手当普及員が活動開始 | 救急医療ニュース

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 救急隊員とともに心肺蘇生法などを一般市民に指導する「応急手当普及員」の認定を受けた福知山市民22人の活動開始式が8日、東羽合の市消防防災センターであった。市民普及員たちは今後、市民救命士の養成講座で講師として活躍し、安心安全なまちづくりの一翼を担う。

 市消防本部では今年度から、救命率の向上を目的に「めざせ!『救命の絆』世界一のまち」と名付けた事業を展開。心肺蘇生法などを身に付けた市民救命士を、1世帯当たり1人、約3万5千人にする計画を立てている。
 
 計画では市民救命士の養成だけでなく、救命士養成の指導者となる応急手当普及員の養成にも力を入れることにし、8月3日から25日までの間、消防防災センターで普及員の養成講習会を開講。公募で集まった市民22人が5日間で計24時間の講習を受け、普及員に認定された。
 
 活動開始式では、松山正治市長が「認定取得がゴールではなく、きょうが出発の日となる。みなさんの知識と技術で、人の命の大切さを伝え、一人でも多くの市民救命士の育成につなげてほしい。福知山全体が救命の絆で結ばれることを願っています」と述べた。
 
 続いて普及員の認定証授与があり、代表して杉之下敏郎さん(60)=内記五丁目=が、横山泰昭市消防長から認定証を受け取った。このあと普及員のユニホームを着た達川実佐江さん(41)=北本町一区=が講習のデモンストレーションを披露。松山市長を相手に胸骨圧迫の仕方を伝授した。
 
 式の最後には、桐村良成さん(52)=波江=が「安心なまちづくりを目指して頑張っていきたい」と決意を述べた。
 
 式後は早速、市民救命士養成講座があり、普及員たちが受講した市民22人を指導。分かりやすく胸骨圧迫などを教えた。
 
 市消防本部では、11月に第2期の市民応急手当普及員の養成講座を開く予定にしている。
(この記事は京都(両丹日日新聞)から引用させて頂きました)