タイトルが上手い!


と思ってしまいました(笑)。


ずっと紹介したかった本です。







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角田 康夫
人生と投資のパズル (文春新書)


アマゾンの紹介文


出版社/著者からの内容紹介

人生も投資も極意を知ればこんなに愉快だ!
心理学を取り込んだ行動経済学をベースに、愉快なパズルを楽しみながら、様々な投資やギャンブル、そして人生の極意をも会得する本

内容(「BOOK」データベースより)
心理学を取り込んだ新しい視点から人間の経済行動を分析する行動経済学(行動ファイナンス)をベースに、愉快なパズルを楽しみながら、様々な投資やギャンブル、そして人生の極意までも会得する本。二千円の演劇を見るつもりで劇場に着いたら、二千円札をなくしたことに気が付いた。あなたは入場券を買うために新たに二千円を払うだろうか。ノーベル経済学賞を受賞した最先端の経済学が、いつのまにやら身についてしまいます。



内容は、


「行動経済学」


「行動ファイナンス」

で、かなり”心理学的要素”が


含まれています。






本のメインテーマは、

お金や価値について


人間はどのように感じて、


どのように行動するか、


科学的に考えてみる、


ということです。









「損失回避」という、


「ギャンブルで大負けしているときは


最後に一発逆転を狙う心理」(P.40)や、


”民間療法”や”ジンクス”の際に発生する


「回帰の誤謬」


「『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾った選手は、

そのあと成績が落ちる”ジンクス”」


(実際は表紙に載るぐらい、”平均値を超えた成績”


であるので、その後、成績は平均へ回帰する現象である)


など、


とても一杯、心理学的な


経済行動が載っており、


大変参考になりました。








この本は、

読者を選ぶかもしれませんが、


「ブラック心理術」


が好きで、経済行動に興味のある方に


お勧めします。




内藤先生のブラックシリーズはこちら。


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内藤 誼人
「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法



私たちは、


どういう状況で


どのように行動するのでしょうか?






それは、


あたかも自分で決定しているように思えて、


あるパターンを繰り返し、


高い確率で、予想された範囲の行動を


取っているとしたら?







(本の内容ではありませんが)


それが、TVコマーシャルなどの販売心理学や、


企業での接客プログラムに織り込まれていたり、


雑誌の特集や、スーパーでの棚の配列など、


社会での色々な場面で


見え隠れしているとしたら?





「人生と投資のパズル」の、


第6章 「後悔を避けるために」


第7章 「バイアスからの解放」


は逸品です。


ここを読むためにも、


ぜひ頑張って読んでみて下さい。




(多分、数式はスキップしても


大丈夫です。


私がそうでしたから…(笑))