”くらいふたーん”さんの
ハンドルネームに触発されて、
ヨハン・クライフ(笑)。
クリックするとアマゾンに飛びます。
- ミゲルアンヘル サントス, Miguel Angel Santos, 松岡 義行
- ヨハン・クライフ―スペクタクルがフットボールを変える (中公文庫)
アマゾンの紹介文です。
ワールドカップ史上に燦然と輝く一九七四年大会のオランダ代表チーム。その驚異のオレンジ軍団を率いた伝説のスーパースターが語る、トータルフットボールの真実。選手、監督時代の自身の体験はもちろんのこと、ワールドカップへの提言、日本サッカーへの思いなどが収録されたサッカーファン必読の書。
数々の異名をもつ、まさに天才的プレーヤー。
「空飛ぶオランダ人(フライング・ダッチマン)」
またイニシャルの「J.C.」がイエス・キリストと同じであることから、「Jesus(ジーザス)」とも呼ばれています。
そして、
特徴的なプレーとしては、
軸足の後ろ側にボールを通す「クライフ・ターン」。
「トータル・フットボール」を体現した選手です。
監督としても成功している
伝説の方です。
近代サッカーを語るのに
知っておかなくてはいけない男、
ヨハン・クライフ。
独特の辛辣な語り口も有名です。
「イタリアは私たちに勝てない。だが、私たちはイタリアに負けることはあり得る。」
「ワンタッチこそ最高の技術だ」
「フットボールでは100mより30mから40mを速く走ることが重要。だがもっと重要なのは『いつ』走るかだ」
「いくら技術に優れ、スーパースターでも…、その上には、勝者が、チャンピオンがいる…」
んー。
私は結構オランダサッカーが好きです。
この本を読むことで、
牧歌的な「玉けり」だったサッカーが
「トータル・フットボール」に大きく変化しました。
その体現者であったクライフが、
「時計仕掛けのオレンジ」
(オランダのチームカラーはオレンジ)
と呼ばれた素晴らしいチームで
1974年のW杯決勝までいきます。
しかし、
ベッケンバウワー率いるドイツチームに
決勝で敗れ、最優秀選手に選ばれます。
クライフは国の政治的な問題もあり、
二度とW杯に出場することはありませんでした。
現代サッカーの見方が変わる一冊です。
すべてはここから始まっています。
ぜひご一読を。