文字という名の毒林檎。

文字という名の毒林檎。

書きたいことを書きたいだけ。

書きたいことを書きたいだけ。
良いことも悪いことも。
全部自分なら書くしかない。

*カテゴリ*
書きたいこと。 頭の中をそのまんま。
感想もどき。 感想を書いている…つもり。
はじめまして。 一番最初の御挨拶。


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大切な人に対してわがままになりすぎてはいけないし、かといってがまんするばかりでは寂しくなってしまう。
好きから愛しいにかわる過程は
どうしてこうも難しいのか。

好きは、わがまま。
恋しいはがまん。
愛しいは、全て、だ。

触れたら壊れてしまいそうで。
触れるときはおっかなびっくりだ。
大事、大事って包み込むのだ。
はぜそうな朝露のように。
風に舞う綿毛のように。
雨上がりの虹のように。

今この瞬間を胸がつまるほど
愛しいと思えること。
あまりにも早く過ぎ去る日々が
切なくて涙するほどであること。
なんでもない日常こそが
かけがえのない美しさに思えること。
大切な人に会いたいと胸が苦しくなること。
触れたくてたまらなくなること。

なんて愛しいのだろうか
好きという気持ちは時に正義で時に悪だ。
けれど、一度この味を知ってしまったら
ぱくぱくとただ唇を這わせるしかなくなる。
そのすべてに噛り付くしかなくなる。

唇は甘さと苦さを口に含むための扉で。
味わうための舌は互いの体温を保つ。
香りを吸い込むの口ではなく鼻だけで。
喉の奥は余韻を響かせる蓄音機。
指先は温もりの記録媒体。

温もりが恋しくなると自然と伸びる指先。
唇の柔らかさにかすかに熱を持つ。
温もりが足りてないと膨れる頬。

もう少し、もう少し、と背伸びして。
いつになったら届くのかと瞼を閉じる。
記憶の中の君はいつも愛おしい。
ふらふらと鈍い頭を歩かせる
水中で呼吸したいのは何故だろう
世間は音が多すぎてとぐずりだす

どこかで鳴る警報も今じゃ他人事
はしっこからがりがりとかじられて
そろそろ地球も反転するかい?

ぽこぽこと気泡のでる水槽に
飽きてしまった飽きてしまった
過保護な水槽に飽きてしまったよ

自由をください逃がしてください
食べられちゃってもいいから
まだ水の中に潜っていたいよ

悲しいことはどこで生まれる?
感情の代謝経路は渋滞中
消化できずに中毒症状

毒が足りない毒が足りない
いいかっこしいなんて疲れたよ
なんにもできないぺらぺらさ

眠りたい眠りたい眠れない
水中に潜って空を見る
このままひっそりと