ショック。 | Sadistic Erotomania

ショック。

先程、ヤフオクの件で郵便局へ行ってまいりました。

郵便局というところは、なんと午後4時までしか金銭関係を扱ってはくれませんので、わたくしは湯浴みの後に急いで駆けつけました。


そこには、お年を召した昔のお嬢さん、昔の好青年の方たちばかりだろうと思いましたので、すっぴんで…。



ええ、わたくし、外界へ「すっぴん」で赴きました。



鎧装備をしておりません武士と、なんら変わりはございません。

敵は手ぬるい者ばかりだと、高を括っておりました。


そう、高を括っておりました。


実際、敵はそのような者ばかりで、傷一つつけれられることはありませんでした。



しかし、わたくしにも好奇心、というものが御座います。



さて、陽の光が直接肌を照らす中、わたくしは人々の目にどのように映っているのでしょうか。

本来のわたくしは、どれ程までに世に通じるのでありましょうか。



信号待ちの際、わたくしは鞄から手鏡を取り出し、己の顔を見つめてみたのです。



いいえ、見つめるなんてことは出来はしませんでした。





そこには、この世のモノとは思えない、色はくすみ、醜く、肉の弛んだ……、…













諸行無常と説かれる気持ちも、欠片程は理解出来たかと思います。