女子への要求も多いヤツだった。 | Sadistic Erotomania

女子への要求も多いヤツだった。

ほんとにー、もう!


あんたさ…ウジウジし過ぎちゃって虫になるんじゃないの?
大丈夫だって言ってんじゃん、気にしないってば。

…あー、うん、そうなんだ。

…そっかあ。

うーん、でもね、気にしないというより、よくわからないよ、きっと。
え…ああ、人数と回数がなかなかのモノならば、まあ、ねえ。


だからー、そういうコトを仮に思ってても、口に出したりしないよ。
言っちゃうようなヤツなんて、ロクでもないよ、その程度だってのがわかるよ。

…うん、ああ、そうかも。

…いやいや、そこまでは思わないって。


…はああぁ? いいじゃない別に、まだ言ってんの??


ああー!もういい加減にしてよねっ!!

早くたって何だっていいじゃんってゆうか、うるさいんだよ!!
何? 『ね、オレ早いって言ったよね?』 って言うための伏線?
すんげーちょーみっともねぇ。
その気持ちもわかるけど、見え見えってゆうか、あたしはムカつく!

3回も言われたら確実にねじり切ってるね。

今あたしら若いから、男も女もそういうのうっさいけどさ、
どうだっていいんだって、長い目で見ればー。
気にする女はそこに重点を置いてるんだから、もう諦めればよくね?

…ああぁん?なんだ、てめー、あたしの言うこと信じらんねーの?

ちっちゃかろうが、早かろうが、被ってようがいいんだっつってんの!!
最中に 『雨ニモ負ケズ』 を念仏の様に唱えてればいいだろーが!
数式思い浮かべるより楽しいぜ、たぶんね。

正直言って早く終わって欲しいこともあるから、いいんだっつーの!
都合がいいから大丈夫だって!
時間がないときでもちゃっちゃと出来て便利じゃん? な、考えようだって。

とか言ってるけど、標準以下にぶち当たったことないからわっかんね♪

あー食った食った、とりあえずご馳走様ー、あい、ゴチ。



そのような破廉恥な話を、延々とすき屋で話したあの頃。

そんな彼から、昨日メールが来た。



『雨ニモ負ケズは暗記しないと駄目なんすかね?』



あのー、宮沢賢治だってなんだっていいからー。

ボケじゃないでしょー、本気だもんねー、ボクちんねー、変わらないねー。

てゆっか、あれから2年も経ってるんですがー、今回やっと進展ですかー。



『宮沢賢治を冒涜しないでくれる?』 って送っておきました。


***


【慾ハナク 決シテイカラズ イツモシヅカニワラッテヰル】