冬になってくると、バッテリートラブルが増えてきます。
日々クルマの点検整備をしていますが
やはり寒くなってくるとバッテリーが弱っているクルマが多いです。
寒くなるとバッテリー内部の化学反応がうまく行われなくなるためです。
(最近は欧州規格のバッテリーが主流になってきています)
アイドリングストップ機能が付いたクルマもバッテリーが悪くなりがちです。
最近の新型車への採用は減ってきましたが
トヨタ車ではパッソ、ルーミー、ライズなどの
あまりヘビーにクルマを使用しない層が多い車種に多いモノですから
アイドリングストップ機能に加えて走行距離過少で
バッテリーにとってはかなり過酷な使用環境ですからムリもありません。
さて、ドライブレコーダーが広く普及しだしてからもう10年以上経つんじゃないかなぁと
個人的に思っているんですけれども、みんながこぞって付け始めた頃は
聞いたこともないメーカーの安くて怪しいドライブレコーダーを付けて
カーナビのテレビの映りが悪くなったり、GPSの感度が下がったり
いろいろなトラブルがありました。
当時、整備士もまだ駆け出しだった頃はワケ分かりませんでしたが
やはり安物のドライブレコーダーはノイズ対策なんてされていなかったワケで
ドライブレコーダーはちゃんとしたメーカーで1万円以上のモノを使った方が無難だと思いますよ。
話を戻しますが、ドライブレコーダーの使用もバッテリーの劣化に影響しています。
特に駐車監視録画機能付きのドライブレコーダーは要注意です。
駐車監視機能はエンジン停止後、設定したバッテリー電圧を下回るか
設定時間が経過するまでの間も録画をし続けてくれる機能です。
知らないウチにいたずらされたとか、ぶつけられたなんてことがあっても
しっかりと証拠を残せますので安心ですが、その代償はやはりバッテリーなんですね。
駐車監視機能は変な話ルームランプ付けっぱなしと同じようなモノなので
バッテリーへの負担は当然あります。
設定に関しては製品によって様々でしょうが、オススメは
・バッテリー電圧は一番高い値で設定しておく
・録画時間は1時間
・常時録画ではなく、衝撃検知で録画するような設定があれば
・衝撃感度も上げ過ぎない
特に録画時間は、メーカーがバッテリー上がりを防ぐ意味で
“最大でも1時間にしといてくださいよ”と推奨しています。(トヨタ)
(中には初期設定で長時間に設定されているモノもあるので要確認)
極端な話、クルマを取るかバッテリーを取るかという話になるんですけれども
極めて個人的な経験と感想ですが、お客さんの中にも駐車監視録画で
『バッチリ当て逃げの証拠掴んだぜ』とか『犯人突き止めた!』
なんていうケースに遭遇したことがないのと
1時間なんてあってないようなモノじゃないかって思うので
駐車監視録画は使わなくてもいいんじゃないかと思っています。
最近のバッテリー高いですしね。
もちろん備えあれば憂いはないので、否定はしません。
・月1000㎞くらい走行が理想
・チョイ乗り運転はなるべく避ける
・後付けの電装品はほどほどに
・ドラレコの設定には注意
・アイドリングストップ装着車は機能OFF
今時のクルマはバッテリーの電圧低下で安全装備などに
一時的なエラーが出ることもあります。
人によっても使い方それぞれなので上手く付き合っていきましょう。

