今回は新型ノアとヴォクシーです。
 
新型コロナウィルス、半導体不足、ウクライナ情勢悪化
先の上海ロックダウンなどなど…色々あって
相変わらず多くの車種で生産の遅れが出ています。
 
納期についておおよその検討しかつかないこんな中でも
新車を契約をして、キリンになるほど首を長くして待っている人達がいます。
 
私もその一人です。
私のノアは年内来るか年越すか…?と言ったところ…。
 
そんなことはさておき、4月のディスプレイオーディオのリコールに続いて
今度はブレーキ系統のリコールが発表された。
 
新型ノアヴォクシーハイブリッドに限る内容です。
 
運転支援装置のPDAにおいて、制御プログラムが不適切なため、PDAによる減速制御中にブレーキペダルを操作すると、制御終了後もブレーキが作動したままとなる場合があります。 そのため、加速不良が発生し、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキ加熱により発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります 。                                  トヨタ自動車ホームページ より  

 

PDA(プロアクティブドライビングアシスト)は上述の通り運転支援装置。

 

リコールはどのような内容になる?
 
今回のリコール作業は以下二点。
 
  • ブレーキの点検
  • コンピュータープログラムの書き換え
 
“PDAの制御終了後もブレーキが作動したまま…”
“ブレーキ加熱により発煙し…”
というワケなので、これまでに熱による影響が起きていないか
車両をリフトアップして、下からブレーキを目視で点検する。
 
ブレーキと言っても点検箇所は、車輪の裏側
ディスクローターの後ろに付いている、バックプレートという鉄板。
 
 
(写真:ヴォクシーの前輪右側バックプレートを裏から見ている)
 

 

 
(写真:同じくヴォクシーの後輪右側バックプレート裏)

 

赤丸の黒い鉄板がバックプレート(ダストカバー)で

 

もし、ブレーキの加熱が発生していれば
このプレートが熱によって膨らみなどの変形、若しくは塗装剥がれが確認できるらしいということだ。
 
もし、どちらか片側のみの異常が認められた場合でも
一部の部品を除いて、左右両側のブレーキ関連部品が新品に交換される。
ただ、前後で良否判定に違いが出た場合の対処については、まだ未確認です。
 
コンピュータープログラムの書き換えに関しては省略します。
 
作業時間
 
今回のリコール作業時間は一時間程の案内だったと思うが
おおむねそのくらいだろうと思います。
点検にかかる時間は少ないですが、コンピュータープログラムの書き換えに
少し時間を要します。
 
それよりも、このモデルからいよいよノアヴォクシーにも
アンダーカバーがガバッと取り付けられていたので
エンジンオイルの交換にカバーを一つ取り外す手間が増えたというところ…。