2022年1月13日より販売開始した新型ノアとヴォクシー。

 
早くもディスプレイオーディオの不具合でリコールが発表されたり
後席ディスプレイの不調が多発していたり
オイルレベルセンサーの防水が甘かったりと
新型車特有、いろいろな不具合が出てきているワケです。
 
さらに半導体不足と、ウクライナの情勢悪化で生産工場が幾度も停止し
販売開始後、契約に至った人たちの納期は遅れに遅れ
販売店は新車の売れ行きにも影響が出て、悲鳴が上がっておるワケです。
 
そんな中、先行予約組のノアやヴォクシーは
徐々に徐々にではありますが、納車が始まっている現状です。
 
 
そんな新型ノアヴォクシーの細かいところで
クォーターガラスのベルトモールにナゾの突起があるのはご存じですか?
 
(写真:ノア)
 
 
よく見ないと分からないかもしれませんが
ふと見たら気が付くと思います。
 
(ベルトモールにあるナゾの突起)
 
 
これは雨や雪解け水など、屋根から垂れた水滴が
スライドドアとボデーとの隙間で凍結してしまうのを防止する役割があるのだそうです。
 
分かりづらいかもしれませんが、ペンで描きましたので
以下の画像を見て下さい。
 
(上から流れてきた水滴が、突起部に当たって下へ落ちる)
 
 
青矢印で示した水滴は、上から滴りベルトモールをつたって流れますが
突起によって、真下方向へ流れ落ちます。
この突起がなかった場合、赤丸で示したスライドドアとボデーとの隙間まで
水滴が流れていきます。
 
このような対策がされているということは
過去に凍結して、スライドドアが開かないという事例があったのかもしれません。