子供の頃は、できないことを努力や発想で乗り越えると、褒められたように思う。

 

しかし、食べ物の好き嫌いに関しては、根性論しか許されない。

 

ピーマンが嫌いな子供だって、ケチャップをドバドバかけたら食べれるだろうが、それを許してくれる親は少ない。

 

「ニンジンが嫌いなので、食べないことで不足すると思われる栄養素の、カリウムやβカロテンは、

この食べ物を多く食べて摂取するので、許してください」

と説明しても、許してくれる親はいないだろう。

 

ではなぜ、許してくれないのか、

 

この食べ物は、おいしいから子供にもわかってほしいと思ってる親が大多数だろう。

 

他にも、食材、料理を作ってくれた人に失礼だからなど様々な理由があると思う。

 

なかには、私が食わせる努力してるんだから黙って食え、なんて人もいると思う。

 

その気持ちもわかるんだけども、自分が子供の頃の気持ちを忘れてないですか?

 

自分が子供の頃、親に、”こうしてくれたらできるのに”、”これさえあればできるのに”、なんて考えたことはなかったですか?

 

子供には親の都合はわからないけど、親は子供を経験してるんだから、忘れてるだけで思い出せると思う。

 

もっと子供の頃を思い出して、子供の立場になって考えたら良くなると思う。

 

自分の反省や後悔を生かす前にやることがあるでしょう。

 

 

 

まあこれを実際に言ったら、”親になってないからわからない”と否定されるのはわかってる。

でもニートほど、ものごとを俯瞰的に見える存在も貴重ですぜ。