【レビュー】侍道3 | 旧・鋼鉄親子でゲーム漬け!

【レビュー】侍道3

侍道3

待ってました!アクアイアの最新作「侍道3!!

アクアイアじゃなくて、発売元はサクセスだけどね・・・。

アクアイアは、開発元ね。

もう、アクアイアの方がメジャーなんじゃね?

最近調子いいし。

・・・知ってるか?サクセスって、ラテン語で「翻訳する」って意味なんだぜ!

へぇ!そうなんだ!!

だからサクセスは洋ゲーのローカライズばっかりやってるんだ!

・・・いや。冗談だ。本気になるなよ。

ホントに、信じちゃったじゃん。

だめだよ。嘘の情報流しちゃ。

さ。早速プレイしようぜ。

俺は、やっぱり主人公は「浪人」を選択するぜ!

主人公は初めは3種類から選べるんだね!服装とかいろいろ選べて自由度高めだね

・・・でも、浪人って・・・凄く顔の造形がヒドいね・・・

そうか?「人生苦労してます」って顔で、俺は好きだぜ!

グラフィックは可もなく不可もなく・・・って感じかな・・・。

ポリゴン同士が重なっているところも、よく見られて丁寧な作とは言いにくいけど、凄くキャラクター性と世界観の統一がされていて『日本産!!』っていう感じがするね。

あ。これ、いつでも刀抜けるんだよな。

あ。サル顔の態度のデカイ農民がいる。

・・・”切り捨てゴメン”なんて、ダメだよ!

って、いうか農民の顔のレベル低すぎない?この中に入ると、顔が”残念”な主人公も、結構イケメンに見えてくるね。

・・・。

ダメダメダメ!刀抜いちゃダメ!!

没収!コントローラー没収!!

あ~・・・。せっかくの楽しみが・・・。

まったく・・・油断の隙もないね。

1周目は、まっとうにプレイしなきゃ。

おふざけプレイは2週目からね。

   ・

   ・

   ・

このゲームって、ほんとに自由度高いんだな。

正直、どこに行っていいのか分からねぇぞ。

一応「小さな予感」って形で、ここに行けばイベントが起こるっていうマークはマップ上についてるね。
俺はフラグ管理の男だ。

うん。知ってる・・・アドベンチャーゲームとかやってると、フラグを立てるための選択肢が、親父の目で見ると赤色に点滅するんでしょ?

・・・こ・・・このゲームフラグ管理が複雑すぎるぞ!

なんだこのシナリオの分岐の数は!

なんだこの選択肢の量は!

管理できるわけねぇだろ。

確かに・・・親父の苦手そうなジャンルだね。

・・・違うか。親父の得意だったジャンルだったのに、ついに年齢という越えられない壁が押し寄せてきたのかな・・・


凄い自由度フリ~ダム。親父に匹敵するほどフリ~ダム。


日本人の日本人による日本人のためのソフト。

PS3とプラットフォームを変えての発売となった今作は、グラフィックには相当力を入れているのが分かるが、残念ながら海外のいわゆる洋ゲーの技術力と比べるとどうしても劣ってしまう

しかしながら丁寧に作りこまれている世界観とキャラクター性がそれを補う形となり、独特の空気感を生み出している。


今回の売りとなっている「自由度の高さ」は申し分なく。日本人好みの絞られたストーリーに大きなゆとりを持たせた形になっており、日本人好みの出来となっている。

具体的には今作から廃止された日数制限や「いきなり沙汰システム」「いきなり土下座システム」によるストーリー分岐。100種類以上ある武器と、オリジナル武器の製作。その他マップの移動順位によるストーリー分岐。キャラクタークリエイトと、ユーザーの選択によって、その後の展開が大きく変わる

自由度が高すぎてどこに行っていいのか初めは迷うが、会話でもあったように「小さな予感」がマップ上に表示され、次に自分がどこに行けばストーリーが進行するのか丁寧に教えてくれる。

また、いつでもマップから、行きたい場所を選択することができ、ポケモンでいう「そらをとぶ」と同じようなワープができるのも評価が高い。


音楽は控えめ。特に可もなく不可もなく。特に心躍るものはない。

シナリオは、先に述べたように自由度が高く、人間関係が密で非常にテンポが良く奥深い。

自由道が高い事が、今作最大の売りだが、完成された戦闘システムには目を見張るものがある。

時代劇のような戦闘シーンで、基本的にコンボを決めることにより攻撃を与えていくが、コンボの幅の広さ・カスタマイズ性。武器の多様性などによる戦略性。モーションや必殺技の多様性など、素晴らしい出来でテンポも抜群。飽きさせない。


残念なことに、相手のご機嫌をとりながら物語を進めていくと、思ったほど戦闘シーンに出会わない。1周目は真面目に。2週目からは縛りプレイをお勧めする。

非常に完成されたゲームでりこみ度は抜群。骨までしゃぶれる面白さ。だが細部に粗さが目立ち、まだ発展途中とも思えるが、次世代機一発目でこの出来は大したもの。

洋ゲー好きには、自由度が案外狭く感じるかもしれないが、和ゲー好きなら、この字湯度は相当新鮮に感じられるはず。


評価                          .


ストーリー:≪8≫

グラフィック:≪7

音楽:≪6

操作性:≪9≫

オリジナリティ:≪8≫

満足度:≪8≫

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

総合:≪8≫