【レビュー】勇者のくせになまいきだor2

- 勇者のくせになまいきだor2 特典 魔王消しゴム付き
この値段で、このパフォーマンス。これは”買い”。
コアでディープなネタと、ギリギリのパロディ。パートナー(?)の魔王の卑屈ながら憎めないキャラクターが生み出すアクワイアの傑作リアルタイムシュミレーションゲームの続編。
土を掘ってって行き、その土に含まれた養分や魔分といった栄養により、モンスターを作り出し育て、生態系をはぐくむゲーム。どうにも文章に表せない面白さが、詰まっている。
前作と全く分からないゲームシステムを軸に、「突然変異種」をはじめとした幅の広がりと、新ルールによって掘り下げられたゲーム性。王道の進化を遂げた「勇者のくせになまいきだor2」。
ルールは単純なのに、その奥深さは、飲み屋で思いついた作品とは思えないほどの出来。
前作で、好評だった「ストーリー」モードは、より進化を遂げ、大陸を順々に占領していくシステムに進化。勇者につかまっても、1からスタートではなく大陸のはじめからコンテニューができるようになった。当然、過去占領した大陸には何度でも攻略可。
そのほかにも「魔王のお部屋」といった、ただただ強く安定した生態系を作るだけのモードも新搭載。ストーリーを進めると、いつでも勇者が呼べるようになる。
音楽は最高。最高なのはクオリティの問題ではなく、チープながら心に残り、小学校の頃の音楽会を彷彿とさせる魅力があるから。
グラフィックは、滑らか。相変わらず気持ち悪いくらい”うにゃうにゃ”動きます。
ただ、ロード時間が前作より長くなった。前作が、無いに等しいロードだったため、今回は前作よりも少しだけ待たなければならない。ただ、マップごとではなくロードは大陸ごと。気にはならない。
操作性は抜群。・・・というか、前作に時点で操作性は既に完成されている。今回は△ボタンを押しマップを縮小する際、今までは見えずら買った勇者や魔王の位置が大きな丸で囲まれるようになったり、Lボタンで勇者⇔魔王間をジャンプして見ることができたり、細かいところにも配慮されている。
ストーリーは相変わらず。ギャグとパロディーの塊。今回はさらに魔王の卑屈さが強化。その人間臭さに愛着心がさらに増した。
前作は魔王自ら「分からない事があったら攻略wikiを見ろ。」と言っていたのだが、今回のチュートリアルは前作に比べて遥かに親切なため、新規ユーザーも安心してプレイできる。ただ、前作を遊んでいた方が「にやり」とする場面が多い。
完成されたゲームバランスとパロディの数々。これが3980円という値段設定は申し訳ないくらい安い。
電車内の暇つぶしに是非、強く安定したダンジョンを製作に勤しんでみてください。
評価 .
ストーリー:≪9≫
グラフィック:≪9≫
音楽:≪10≫
操作性:≪10≫
オリジナリティ:≪9≫
満足度:≪10≫
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
総合:≪9≫













